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Kindleがやってきた(2) [プログラマー現役続行]

Experimentalということですが、ウェブブラウザーでインターネットへアクセスできます。本を読んでいる時に、URLが出てきたら、そのURLをクリックして表示ができます。特に、G3モデルであれば、無料でいつでもアクセスできるのは便利です。日本語も表示されます。

Kindleから本を買ってみました。John Grishamの『The Partner: A Novel』です。

The Partner: A Novel

The Partner: A Novel

  • 作者: John Grisham
  • 出版社/メーカー: Dell
  • 発売日: 2009/10/27
  • メディア: マスマーケット

KindleはAmazon.comの私のアカウントに登録されていますので、ボタンクリック一つで買えてしまいます。それにしてもあまりにも簡単に購入できてしまいます。

今更ながら、購入した本を持ち運べるというのは、好きな時に本が読めるということで便利です。ただ、購入した技術書を開いて調べ物をするために会社で読んでいると、Kindleを覗いているので、いったい何をしているのかと変に思われるかもしれないです。

Kindle for PCをインストールしておけば、そちらでも本来読めるはずなのですが、Kindle for PCはプロキシーに対応していないので、会社では使用できないです。

自分が翻訳した本のPDF版に日本語フォントを埋め込めばKindleで読めるのですが、Acrobat 7のDistillerでPostScriptをPDFへ変換すると以下の警告が表示されて埋め込むことができません。Acrobat 9なら解決するのでしょうか?
%%[ Warning: GothicBBB-Medium not found, using Font Substitution. Font cannot be embedded. ]%%
%%[ Warning: Ryumin-Light not found, using Font Substitution. Font cannot be embedded. ]%%
Kindleでは、実際の紙の本の頁との対応が分からないので、本を読んで何ページ読んだのか分からないです。松澤喜好さんのようにペーパーバックを沢山読んでそれを管理する物理的な空間は、Kindleなら必要ないのですが、年間1万ページを目標を立てても実際紙の本で何ページ読んだのか分からないです。

Text-to-Speech機能ですが、英語で読み上げてくれるのは、英語を母国語とする人には便利な機能かもしれないです。でも、購入した上記の本は読み上げてくれませんでした。代わりに、なぜか技術書は読み上げてくれたりします。

Kindleがやってきた [プログラマー現役続行]

注文していた「Kindle 3G Wireless」が届きました。まだ使いこなしていませんが、使ってみた感想です。
  • 通常の専門書だと通勤時には、電車で座れた時しか取り出して読むのが難しいですが、電車を待っている間も立って読むことができるのが便利。
  • 英英辞典(The New Oxford American Dictionary)がインストールされており、意味不明な単語の前にカーソルを持ってくると意味が表示され、さらに辞書への切り替えが簡単なのが便利です。
気になる点や使いにくい部分もありますが、とりあえず、これで専門書を一冊読んでみたいと思います。ということで、以下の本を読み始めました。

Continuous Delivery: Reliable Software Releases through Build, Test, and Deployment Automation (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

Continuous Delivery: Reliable Software Releases through Build, Test, and Deployment Automation (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

  • 作者: Jez Humble
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 2010/08/06
  • メディア: ハードカバー

まだ第1章を読んでいる最中ですが、なかなか良さそうな本です。

人生は自分が触れたものになる [プログラマー現役続行]

20代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)

20代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)

  • 作者: 本田 健
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2010/04/09
  • メディア: 文庫

「人生は自分が触れたものになる」と私は考えています。
三流のものに囲まれて、三流のものに触れていたら、三流になる。
一流のものに囲まれて、一流のものに触れていると、やっぱり、一流に近づいていくようになります。
(途中省略)
自分の環境をどうつくるか-それで、その人が変わります。
本田 健、『20代にしておきたい17のこと』
ソフトウェアエンジニアとして一流の人達の組織で働くことは、常に高い基準が求められることになり、様々な努力をすることが求められて必然的に一流に近づいていくと思います。

三流の人達の組織で働くことは、高い基準は求められず、結果としてやはり三流になってしまうということです。

したがって、新卒で働き始めた場合には、どのような開発組織で働くかにより、その人の成長は大きく左右されます。逆に言えば、先輩が一流になる努力を続けていない組織では、若手が一流になることはないかもしれないということです。その結果、開発組織としても三流になるのです。

『アプレンティスシップ・パターン』出版感謝パーティ [本]

アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得

アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得

  • 作者: Dave H. Hoover
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2010/07/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

『プログラミング言語Java 第3版』の時から、翻訳原稿のレビューをしてくださった方々と出版社の担当者を招待しての食事会を開催しています。出版からちょっと間が空きましたが、『アプレンティスシップ・パターン』の出版感謝パーティを東京タワーの隣にある「とうふ屋 うかい」で開催しました。前回の『Effective Java 第2版』では、昨年の2月末に開催したので、みなさんと久々にお会いして、楽しい時間を過ごすことができました。

通常、感謝パーティは、本が出版された時に開催するのですが、著者が来日した時にも開催してきました。著者とレビューアーの皆さんを招待しての開催は、過去2回行っています。どちらもJavaOneのために来日していたJoshua BlochとNeal Gafterを囲んでの食事会です。

学ぶのに遅すぎることはない(2) [プログラマー現役続行]

学ぶのに遅すぎることはない」では、Kathy SierraのTwitterからメッセージを紹介しています。その最後では、100歳の女性が「60歳の時にバイオリンを始めていれば、40年間はバイオリンを弾き続けてきたことになったのに」とインタビューを受けた時に述べたことを紹介しています。

ソフトウェアエンジニアとして、若い頃は勉強していたが、30代、40代となって学ぶのを止めてしまっても、再び再開すれば、長い人生の中、あるいは少なくとも会社人生の中で、10年以上は学習を続けることになると思います。

今更新しいことを勉強するのはという人は、自分が経験していて良く知っているけど、若手が知らないことを一緒に勉強するような技術書の読書会を開催してください。適切な技術書を選んで、業務時間外にその本の読書会を開催することを案内して、若手の参加者を集めて開催するのです。

週に1回で60分や90分であっても、毎週読み続けていけば、必ず一冊の本が終わります。一冊の本が終わったら、次の本を選んで開催するのです。たとえ、自分が経験して良く知っていることに関することでも、きちんとした書籍を選んで読めば、若手だけでなく、自分自身が学ぶ事柄も必ず書かれていたりします。また、自分の経験から、本の内容を補足して説明したりすることもできると思います。

ソフトウェアエンジニアとしての先輩の責務の一つは、社会人となって会社に入ってきた若手に、継続した学習の習慣を身につけさせることです。つまり、魚を与えるのではなく、釣り方を教えることです。ソフトウェアであれば、「継続した学習の習慣」が「釣り方」に相当すると思います。

「継続した学習の習慣」が定着しなければ、自分が出世して偉くなっても、開発組織としては、スキルの高いソフトウェアエンジニアは育っていないことなります。そして、その時に、部下に学習しろと言っても遅いかもしれません。

書籍『SEの読書術』 [本]

SEの読書術 -「本質を読む」力を磨く10の哲学

SEの読書術 -「本質を読む」力を磨く10の哲学

  • 作者: 浅海 智晴/荒井 玲子/後藤 大地/柴田 芳樹/萩本 順三/原田 洋子/平鍋 健児/二上 貴夫/山崎 敏/山本 啓二
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2006/01/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

4年半前に出版された本です。自著ではないので、このブログの左にある「翻訳書・著書」には掲載していません。写真入りで、私を含めた10名の人のインタビューが掲載されています。

書籍『PDF快適活用術』 [本]

できるポケット+ PDF快適活用術 iPhone&iPad&スキャナーで資料や電子書籍を活用するテクニック

できるポケット+ PDF快適活用術 iPhone&iPad&スキャナーで資料や電子書籍を活用するテクニック

  • 作者: Kei_1, 石塚裕昭
  • 出版社/メーカー: インプレスジャパン
  • 発売日: 2010/09/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

会社で通路を挟んで向かい側に座っておられるkei_1さんから、見本誌を見せてもらいました。まだ、予約注文だそうです。紙の書籍を購入すると後で出版社のページから電子版を入手可能だそうです。

細かくは本の内容を見ていませんが、どのような活用があるかをざっと知るには良さそうなので、早々に注文しました。

最近買ったKindle版の専門書 [プログラマー現役続行]

Kindleを先日注文しました。ということで、最近購入したKindle版の専門書です。

Continuous Delivery: Reliable Software Releases through Build, Test, and Deployment Automation (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

Continuous Delivery: Reliable Software Releases through Build, Test, and Deployment Automation (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

  • 作者: Jez Humble
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 2010/08/06
  • メディア: ハードカバー

Growing Object-Oriented Software, Guided by Tests (Addison-Wesley Signature Series (Beck))

Growing Object-Oriented Software, Guided by Tests (Addison-Wesley Signature Series (Beck))

  • 作者: Steve Freeman
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 2009/10/22
  • メディア: ペーパーバック

読む時間があるのかという問題はありますが、少なくとも、書斎の空間を物理的に占有しないのが良いです。

『Linux Kernel Development』読書会(2) [読書会]

Linux Kernel Development (3rd Edition) (Developer's Library)

Linux Kernel Development (3rd Edition) (Developer's Library)

  • 作者: Robert Love
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 2010/07/02
  • メディア: ペーパーバック

第1回は、私を含めて参加者12名でした。1名は電話会議システムを利用して別事業所からの参加です。最初に簡単な自己紹介を行い、「Foreword」から始めて90分で「Preface」まで読み終えました。次回は、第1章「Introduction to the Linux Kernel」からです。第1章は10頁あるので、2回で終わるかと思います。まだ最初の方なので、単に読んでいくだけですが、ある程度進めば、ソースコードを実際に見たりしながらになるかと思います。

コードレビューします [プログラマー現役続行]

(社内向けの話です)直接私の業務とは関係なくても、私の時間があれば、コードレビューやクラス図レビュー等のレビューを行いますので、希望者は知らせてください。ただし、以下の条件を満たす人の成果物に限ります。
  • 「プログラミング言語Java基本技術習得」コースの受講者(受講していた人も含みます)
  • 『アジャイルソフトウェア開発の奥義』読書会参加メンバー
  • 『Linux Kernel Development』読書会参加メンバー
  • 『プログラミング作法』読書会参加メンバー
  • ma-GO-meメンバー

上記条件を全部満たす人も数名おられますが、どれかの条件を満たせばよいです。