書籍『ソフトウェアテスト技法ドリル』 [本]
秋山さんから、昨日送られてきました。まえがきには、次のように冒頭で述べられています。
本書は、配属されて間もない、テスト技術者の卵から、実際にテスト設計を何度かしたことがあり本も数冊読んで勉強した中級テスト技術者で「もっとテストが上手になりたい!」と思っている人を対象としています。内容としては、ソフトウェアエンジニアも知っておくと良いかと思います。特に、まえがきにも書かれていたように、テスト駆動開発では、テスト設計も重要な活動の一つです。この本は、会社内で勉強会形式でソフトウェアエンジニアが集まって議論しながら読んだり、例題に取り組んだりすると、効果的かと思います。
また、TDD(Test-Driven Development:テスト駆動開発)を行い、テスト用のプログラムを先に書くという習慣がついているソフトウェア開発者の人で、さらに効果的なテストケースを書いて、TDDを開発のためだけでなくその後の保守フェーズにおいても活用していきたいと考えている人にとっても参考になるようにとの思いで執筆しました。
『ソフトウェアテスト技法ドリル』
秋山さんは、多くの企業に対して、テスト設計のコンサルティングもされていますし、Hayst法の生みの親の一人です。http://hayst.com/には、Hayst法を含めて、様々なテストを中心とした書籍も紹介されていますので、参考にされると良いかと思います。
著者の秋山さんが参加される勉強会も開催されるようです http://atnd.org/events/8378 。