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オンライン読書会を開催します [プログラマー現役続行]

今までは、参加者が会場に集まる形式の読書会を開催してきましたが、新たにオンラインの読書会を開催します。
  • 『プログラミング言語Go』オンライン読書会(第1回
  • 『Effective Java 第3版』オンライン読書会(第1回
それぞれ、該当する書籍の読書会です。『プログラミング言語Go』の方はおそらく12回か13回ぐらいで読み終えると思います。『Effective Java 第3版』は、一年以上を要すると思っていますが、実際にはやってみないと分からないです。

書籍を読み終えたら、再度読むとことを想定しています。それは、一年経過すれば新たに学び始める人達もいるという想定です。また、オンラインで行うことで、地域を問わず参加できます。

会場に集まる形式で行っていた「横浜Go読書会」は、集まってできるようになれば、再開する予定です。
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ソフトウェアエンジニアとしての転機(6) [ソフトウェアエンジニアとして転機]

Fuji Xerox DocuStation IM200

Xerox PARCでのPageMillプロジェクトの成果を商品化するために、1993年5月に日本に帰国しました。34歳でした。商品化したFuji Xerox DocuStation IM 200については、富士ゼロックスの「商品・サービスの歩み」の1996年に写真とともに簡単に説明されています(古いアーカイブはこちらです)。

製品を開発するための開発室が富士ゼロックス内に作られて、製品計画、ハードウェアエンジニア、ソフトウェアエンジニアがその開発室に集められました。ワークステーション事業からの撤退が決まっていたので、私を含めて集められたすべてのソフトウェアエンジニアが、ワークステーション関連の開発からデジタル複合機に開発に従事することになります。ワークステーションから組み込みシステムと180度転換したように思えますが、実はそうではありませんでした。

IM200の開発では、デジタル複合機としてコピー/Faxを基本機能として実装するのですが、それに加えてPARCでの成果としてのペーパーユーザーを実装しなければなりませんでした。開発が始まったのが1993年ですが、使われた主な技術は以下の通りです。
  • CPU:SPARC
  • OS:Solaris 2.3
  • 開発プログラミング言語:C言語(デバイスドライバー)、C++言語(コントローラソフトウェア)、PostScript(ペーパーユーザーインタフェース処理エンジン)
  • 全体デザイン:レイヤ構成で、複数のプロセスから構成され、各プロセス内ではマルチスレッドプログラミング

二つの大きな課題

外見はデジタル複合機ですが、内部は普通のワークステーションと同じでした。このプロジェクトでは技術的に問題が多かったのですが、今から考えると無謀とも思える課題がありました。
  • 私も含めてすべてのソフトウェアエンジニアが、C++での開発経験がなく、ましてやC++でのマルチスレッドプログラミングは初めて。
  • 私を含めてすべてのソフトウェアエンジニアが、コピーやFAXの機能をハードゥエアデバイスを制御しながら、設計・実装の経験がないし、ドメイン知識も持っていない。
C++が初めてということに関しては、「各人勉強してください。当然、勉強しますよね。」という感じでした。マルチスレッドプログラミングに関しても、「Mesa言語での経験はありますよね。だから問題ないですよね。」と。実際、外部の教育を受けることな、独学で各人が学ぶという状況でした。

C++を学び始めて、全員で開発を始める前に解決する必要があると痛切に感じた課題は、「API設計の基礎」に書いた「実装の隠蔽」です。それは、「1.5 C++言語による実装の隠蔽」に書いていますので興味がある人はそちらを参照してください。

「ドメイン知識なしのコピー/Faxの開発」は、プロジェクトの後半で大きな手戻りを発生させました。完成が近づいたと思ったころに、従来のデジタル複合機を開発していたエンジニア達が完成度の確認をするためにテストを始めてくれたのですが、(ドメイン知識がないまま開発したことによる)さまざまな問題点を指摘されました。その問題の修正のために余分な開発期間を必要としました。

学んだこと

このIM200のプロジェクトでは多くのことを試行錯誤しながら、さまざなことを実践していきました。学んだことや実践したことをまとめる次の通りです。
  • (当時の)C++でのプログラミング
  • メモリーリークやメモリー破壊の問題を解決するために独自のメモリ管理ライブラリを実装(「clibと呼ばれるライブラリー開発の思い出」
  • マルチスレッドプログラミングによるデッドロックのデバッグの経験
  • 夜間ビルドの導入
  • QAからの障害報告への対応をエンジニアが日替わりで担当する「Debugger of the Day」の導入
  • mmapによるファイルへのアクセス技法
  • さまざまなサービスを.soファイルに分割作成して、起動時に動的ローディング
  • コピー/Faxに関するドメン知識の獲得
IM200の開発を通して得た経験・知識は、その後従事した3回のデジタル複合機のコントローラ開発でのベースとなりました。

1996年にFuji Xerox DocuStation IM200は商品化されてリリースされ、あらたなビジネスモデル(ペーパーユーザーインタフェースのサービスを使うごとに課金)を模索したのですが、残念ながら売れませんでした。後継機の開発もなく、1996年8月に私は富士ゼロックスを退職しました。

追記

IM 200開発では、朝7時過ぎに出社して、夕方まで働いて、それから飲み会という日が週に3日はありました。当時は、富士ゼロックスでは福利厚生の補助で安く飲み会ができました。
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在宅勤務 [プログラマー現役続行]

2月18日(火)から在宅勤務を始めたので、2か月が過ぎました。新型コロナウィルスのために会社として在宅勤務が始まったのが2月19日(水)だったのですが、通勤時間が長いということで、マネージャの許可をもらって在宅勤務を始めた翌日に会社として正式な在宅勤務となりました。

仕事は、マイクロサービスのソフトウェア開発のため、会社でも自宅でもソフトウェア開発はもともとできました。ただ、原則出社でしたので、往復4時間弱をかけて通勤していたわけです。2か月間、在宅勤務をしたことになるのですが、出社する場合との違いを簡単にまとめてみます。

通勤時間からの解放

往復4時間弱の通勤でしたので、朝は5時54分の始発(初電)電車に乗車して、7時30分に六本木ヒルズのオフィスに到着していました。16時には退社して、帰宅するのは18時前という生活を送っていました。そのため、会社にいるのは実質的に7時30分でした。

在宅勤務を始めてからは色々と試行錯誤したのですが、現在は8時から仕事を始めて、17時過ぎには終えるようにしていますが、18時過ぎることもあります。

通勤時間がないため、起床時間や就寝時間がゆるくなりました。7時間の睡眠時間を確保して、往復4時間弱の通勤のために、起床時間も早かったですし、就寝時間も早かったです。在宅だと、起床時間は以前よりも確実に2時間遅くなっています。その部分、就寝時間も遅くなっています。

自宅でのソフトウェア開発

在宅でのソフトウェア開発となると、オフィスの環境と異なり、机、椅子、ディスプレイなどが異なって、快適に開発に専念できない人も多いようです。会社としては、在宅の環境を整えるための在宅勤務手当や、ディスプレイの購入補助制度を用意してくれています。

私の場合は、書斎として使っている部屋があり、机、椅子、ディスプレイ(27インチと21インチ)は整っているので、オフィスよりも環境は整っています。そのため、在宅でのソフトウェア開発には何の支障もありませんでした。

オフィスでのソフトウェア開発と大きく違うのは、夕方になって焦る必要がないことです。オフィスでは、16時に退社するために、夕方になるとPRのレビュー依頼を出す前の見直しを省略しがちになっていました。自宅だと時間があるので見直せます。

ミーティングはGoogle Hangoutで行います。ミーティングが続いているときに、オフィスだと会議室を移動しなければなりませんが、在宅だと移動がないので楽です。ただ、自分の作業に集中しているとミーティングに参加するのを忘れることがあるので、10分前にカレンダーで通知があったときに、早めにGoogle Hangoutに参加した状態にして作業しています。

運動不足

在宅勤務での問題点は、通勤が無くなったために、運動不足になることです。通勤はそれなりに歩いたり、階段の上り下りで運動になります。また、脊柱管狭窄症がよくなって、昨年の5月からは、毎朝、大江戸線の六本木駅の一番深いホームから階段を歩いて登っていました。

現在は、脊柱管狭窄症で歩行が困難になった頃に購入したエアロバイクを毎朝30分行うだけです。夕方仕事を終えて、天気がよい日は、散歩に出かけることもあります。

技術研修

金曜日に複業として行っている企業向けの技術研修(JavaとGo)は、3月はすべて中止しました。しかし、対面での研修はしばらく無理そうなので、4月からはオンラインで研修を再開しています。ただ、オンライン研修は初めてなので試行錯誤の段階です。

まとめ

いつ頃出社可能になるのか見通しが不明ですが、在宅勤務を2か月行ってみて、仮に出社可能になっても、出社する必要はないのではないかと思い始めています。私の場合、出社するよりも、在宅の方が多くの時間をソフトウェア開発に費やせます。

でも、旅行したり、スターバックスで翻訳作業したり、外食したり、映画館で映画を見たり、対面で研修したり、外で飲み会したりという日常が早く戻ってきて欲しいと思います。
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最近購入した防災用品 [防災用品]

最近、災害時用の商品をいくつか購入しましたので、簡単に紹介します。

パナソニック コンパクトソーラーライト BG-BL01G-W

パナソニック コンパクトソーラーライト BG-BL01G-W

  • 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
  • 発売日: 2011/08/26
  • メディア: ホーム&キッチン

これは、充電用の単3電池2本を太陽光で充電するものです。いざとなったときに、どれほど役立つが不明ですが、日の当たる窓とカーテンの間に常に置いておくと充電されています。太陽光パネルの反対側はLEDライトになっています。現在は生産・販売が行われていない商品です。

パナソニック 単3形・単4形 USB入出力急速充電器セット 単3形エネループ×4本付き K-KJ87MCC40L

パナソニック 単3形・単4形 USB入出力急速充電器セット 単3形エネループ×4本付き K-KJ87MCC40L

  • 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
  • 発売日: 2019/07/26
  • メディア: エレクトロニクス

充電用電池の充電器としても使えますが、電池を入れていればスマートフォンに充電するバッテリーとしても使えます。LEDライトも付属しているので、強い明かりではないですが、ライトとしても使えます。

パナソニック LEDランタン 乾電池エボルタNEO付き ホワイト BF-AL02K-W

パナソニック LEDランタン 乾電池エボルタNEO付き ホワイト BF-AL02K-W

  • 出版社/メーカー: パナソニック
  • 発売日: 2019/06/28
  • メディア: ホーム&キッチン

小さなランタンです。明かりは強くはないですが、いざとなったときは役立つかと思います。

ここまでは、あれば多少は役立つかなというものですが、長時間は使えないので、以下のポータブル電源も購入しました。容量が大きいものもあるのですが、その分、重くなるのでこちらにしました。


これも停電が長引くと充電できなくて、最後は電池切れになりますから、このポータブル電源を充電するのに使える同じメーカーのソーラーパネルも購入しました。


ポータブル電源を充電するのに使えるだけでなく、このソーラーパネルから直接スマートフォンの充電もできます。また、折りたたみ式なので、収納に困ることはありません。
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書籍『UNIX: A History and a Memoir』 [本]

UNIX: A History and a Memoir

UNIX: A History and a Memoir

  • 作者: Kernighan, Brian W
  • 出版社/メーカー: Independently published
  • 発売日: 2019/10/18
  • メディア: ペーパーバック

Unixと言うものがあるらしいと聞いたのは大学院の修士課程を終える頃で、東芝のUnixマシンをどこかの研究室が購入したのがきっかけでした。しかし、直接触ることはほとんどなくありませんでした。就職してから、塚原研修所(富士ゼロックス)での新人研修で同じ東芝のUnixマシンを少し触った程度でした。

Unixを本格的に使うようになったのは、新人研修を終えて配属されてからです。確か、DECのVAX上でUnix(4.2BSDだったかな?)を使っていました。独自のワークステーション(後に発売されたFuji Xerox 6060 Workstation)を開発するプロジェクトで、OS以外はほぼすべてを開発しました。ワークテーション用のOSはAT&TのUnixではなく、Idrisと呼ばれるUnixクローンでした。

それ以来、Linuxも含めて、4.3BSD、System V、SunOS 4.x、Solaris 2.3、Linux,macOSとさまざまなUnixを使ってきたのですが、初期のUnix開発についてはあまり読んだことがなく、あえて言えば1989年に読んだ「Life with Unix」ぐらいでした。

Life With Unix: A Guide for Everyone

Life With Unix: A Guide for Everyone

  • 出版社/メーカー: Pearson P T R
  • 発売日: 1989/04/01
  • メディア: ペーパーバック

『UNIX: A History and a Memoir』では、著者であるBrian Kernighan自身の長年のAT&ATベル研究所での活動も含めて、一緒に働いた人達(著名人の集団という感じです)とUnixの歴史が書かれています。また、今日でも使われているUnixの様々なコマンドがどのように誕生したのかも説明があったりして、楽しく読める内容となっています。

目次は次の通りです。
Chapter 1: Bell Labs
Chapter 2: Proto-Unix (1969)
Chapter 3: First Edition (1971)
Chapter 4: Sixth Edition (1975)
Chapter 5: Seventh Edition (1976 - 1979)
Chapter 6: Beyond Research
Chapter 7: Commercialization
Chapter 8: Descendats
Chapter 9: Legacy

Unixの歴史以外に面白いと思ったのは、Brian Kernighanの書籍は、共著も含めてすべてtroffをベースとしたソフトウェアで組版されているということです。
One of the main motivations that Bill and I had for doing our own typesetting was to avoid the errors that the conventional publishing process frequently introduced into printed computer programs. Because we had total control over our content, from input to final pages ready to be printed, we could test the programs directly from the text, which would never be touched by copy-editor or compositor hands. The result was an essentially error-free programming book, which was most unusual at the time. I’ve used that same process ever since; the books listed at the front of this one have all been produced with Troff or its modern incarnation, Groff. Fortunately, one no longer needs typesetters and their expensive and unpleasant media. Today it’s sufficient to get everything right in a PDF file and send that to a publisher or printer.

Kernighan, Brian. UNIX: A History and a Memoir (p.116). Kindle 版.

この本は紙の本とKindle版があり、紙の本は日本で印刷(プリント・オン・デマンド)されるのですが、写真の画質が良くないので、その点ではKindle版がお勧めです。
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訳者まえがき『新世代Javaプログラミングガイド』 [訳者まえがき・あとがき]


プログラミング言語Javaが1995年に登場してから、25年近くの年月が経過しました。私自身がJDK 1.02で初めてJavaに触れたのが1996年夏であり、それ以来、Javaは大きく発展を遂げてきました。私自身が経験した言語仕様の大きな変更は以下の通りです。
  • Java 1.1でのネストしたクラスとインタフェース
  • Java 5でのジェネリックス、enum、アノテーション、拡張for文、可変長パラメータ
  • Java 8でのラムダ式、インタフェースでのdefaultのメソッドとstaticのメソッド
Java 9以降は、大きな言語仕様の変更はありませんが、細かな変更が行われています。この本は、Java 10から13までの変更、およびAmberプロジェクトで行われている言語仕様の変更を説明しています。この本で解説されている言語仕様の変更は、以下の通りです。
  • var(第1章「ローカル変数での型推論」と第5章「ラムダパラメータのローカル変数の構文」)
  • switch式(プレビュー言語機能)(第11章「switch式」)
  • テキストブロック(プレビュー言語機能)(第15章「テキストブロック」)
  • record(Amberプロジェクト)(第14章「データクラスとその利用方法」)
  • enumの拡張(Amberプロジェクト)(第13章「Amberプロジェクトの拡張enum型」)
  • パターンマッチング(Amberプロジェクト)(第17章「パターンマッチング」)
switch式はC言語から受け継いできた構文から脱却して、新たな構文を提供します。テキストブロックは、文字列リテラルの新たな書き方を提供します。パターンマッチングは、型検査と型キャストの冗長さを削減する機能です。

switch式とテキストブロック(text block)は、Java 13にはプレビュー言語機能(11.6節)として入っているので、オプションのフラグを指定する必要はありますが試せます。switch式は、Java 14で正式な機能としてリリースされる予定です。

言語仕様の変更以外にも、GCの改善や見落としがちなCDS(Class Data Sharing)をベースとした起動時間の短縮やメモリ量の削減などのさまざまな改善点が解説されており、Java 10以降の変更の概要を学べます。

原著と日本語版の違いについて

言語仕様の変更部分については、この本の原著が執筆された時点と、日本語への翻訳時点では異なっている部分が多数あります。そのため、日本語版では、必要な修正、削除、追加を私 自身の判断で行っています。また、原著はJava 12まででしたが、日本語版では必要に応じてJava 13および14へ言及したり、訳注を付けたりしています。

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翻訳本:『新世代Javaプログラミングガイド』 [本]

新世代Javaプログラミングガイド[Java SE 10/11/12/13と言語拡張プロジェクト] (impress top gear)

新世代Javaプログラミングガイド[Java SE 10/11/12/13と言語拡張プロジェクト] (impress top gear)

  • 作者: Mala Gupta
  • 出版社/メーカー: インプレス
  • 発売日: 2020/03/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

私にとって、18冊目となる技術書の翻訳本です。再出版も入れると通算で21冊目となります。初めての翻訳本が2000年12月に出版された『Javaリアルタイム仕様』ですので、Java関連の書籍としては10冊目となります。

この本の原著はJava 12までカバーしていたのですが、プレビュー言語機能やAmberプロジェクトに対して解説されていた内容はこれから出るJava 14までに変更されているものがあります。
言語仕様の変更部分については、この本の原著が執筆された時点と、日本語への翻訳時点では異なっている部分が多くなっており、日本語版では、必要な修正、削除、追加を訳者の判断で行っています。また、日本語版では必要に応じてJava 13および14へ言及したり、訳注を付けたりしています。
「訳者まえがき」より

言語仕様に関しては、以下の説明が行われています。
  • var(第1章「ローカル変数での型推論」と第5章「ラムダパラメータのローカル変数の構文」)
  • switch式(プレビュー言語機能)(第11章「switch式」)
  • テキストブロック(プレビュー言語機能)(第15章「テキストブロック」)
  • record(Amberプロジェクト)(第14章「データクラスとその利用方法」)
  • enumの拡張(Amberプロジェクト)(第13章「Amberプロジェクトの拡張enum型」)
  • パターンマッチング(Amberプロジェクト)(第17章「パターンマッチング」)

プレビュー言語機能は、コンパイルオプションを指定しないと使えない機能です。Java 14ではswitch式は正式な機能となる予定です。Amberプロジェクトは、Amberプロジェクト用のJDKをビルドしないと試すことができません。

目次は、以下の通りです。
第1部 Java 10
第1章 ローカル変数での型推論
第2章 AppCDS — アプリケーション・クラスデータ共有

第3章 ガベージコレクタの最適化
第4章 JDK 10 のその他の改良点

第2部 Java 11
第5章 ラムダパラメータのローカル変数構文
第6章 Epsilon GC — ガベージコレクタの改良
第7章 HTTP クライアント API
第8章 ZGC — 低遅延化とスケーラビリティの改善
第9章 フライトレコーダとミッションコントロール
第10章 JDK 11のその他の改良点

第3部 Java 12
第11章 switch 式
第12章 JDK 12 のその他の改良点

第4部 Java言語拡張プロジェクト「Amber」
第13章 Amber プロジェクトの拡張 enum 型
第14章 データクラスとその利用方法
第15章 テキストブロック
第16章 ラムダの改善ポイント
第17章 パターンマッチング

付録A Amber プロジェクト用の JDK のビルド手順

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第142回RITS技術交流会で話します [プログラマー現役続行]

2月12日(水)に開催される第142回RITS技術交流会で、『40年間で経験したソフトウェアテストとテストファースト開発/テスト駆動開発』と題して話します。内容としては、JaSST’19 Tokaiでの特別講演とGDG DevFest 2019 Tokyoでのセッションを合わせたものとなります。

第142回RITS技術交流会
第142回RITS技術交流会

RITS技術交流会は、リコーITソリューションズ株式会社がリコーグループ向けに毎月、講演会などを開催しているイベントです。リコーグループ内に限定している場合と、今回のように一般公開している場合があります。リコーグループ内に限定している場合は、新たな商品、サービス、技術といった社外秘の紹介が行われることが多いです。一般公開しているものは、外部からスピーカーを招いてのものが多いです。

似たようなものとして、PARCで働いていた頃(1991年〜1993年)、毎週木曜日にPARC Forumが開催されていました。また、以前、富士ゼロックスでは「新百合フォーラム」が開催されていて、いろいろな話を聞いたのですが、記憶にあるのがカーボンナノチューブがまだ知られたばかりの頃に聞いた飯島澄男氏によるカーボンナノチューブの発見の話です。

RITS技術交流会への登壇は、今回が3回目となります。過去は、以下の通りです。
  • 第8回 『ソフトウェアエンジニアの心得』(2010年2月23日)
  • 第87回 『ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャー ~31年間のソフトウェア開発を振り返って~』(2016年7月29日)
JaSST'19 Tokaiが60分で、GDG DevFest Tokyo 2019が40分だったので、今回はその両方を合わせた内容として90分の予定です。Q&Aの時間を考慮すると75分ぐらい話すと思います。

RITS技術交流会では、懇親会も開催されますので、(リモート参加ではなく)直接会場で参加されれば、懇親会でもいろいろと話ができると思います。
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2019年の技術研修 [プログラマー現役続行]

複業として行っている技術研修ですが、今年コースが終了したのは以下の通りです。

Go言語研修

プログラミング言語Go (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES)

プログラミング言語Go (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES)

  • 作者: Alan A.A. Donovan
  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2016/06/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

リクルートテクノロジーズ社だけでしか実施してきていませんが、すでに30名以上が修了されています。書籍『プログラミング言語Go』の内容を理解するだけでなく、すべての練習問題に取り組むため、かなりきつい研修となっています。

研修では、質問表に記入された質問に答えた後、練習問題の解答を確認するという形式です。練習問題は130問以上ありますので、予習にはかなりの時間を必要とします。

『Effective Java 第3版』研修

Effective Java 第3版

Effective Java 第3版

  • 作者: Joshua Bloch
  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2018/10/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

『Effective Java 第3版』研修は複数の企業で実施させてもらったのですが、受講生のJavaでの経験と知識レベルによって、進め方はそれぞれ異なっています。予習としては、毎回指定された範囲のテキストを読んで不明点を事前に質問表に記入しておいてもらいます。

この研修に関しては、どの程度質問するかに関して、次のように分かれます。
  1. 全く質問を記入しない人
  2. 多少は、質問を記入する人
  3. かなりの数の質問を記入している人
内容がそもそも難しいので、ある程度Javaの経験や知識があっても、きちんと理解できていないことが多いはずなのですが、1.か2.の人が多いです。1.か2.の人に対して他の人の質問を聞いてみても、答えられない場合が多いです。

3.の人は、Javaの経験が少ない人なのですが、テキストをきちんと読み込んで理解できない部分を質問してくれるため、「良い質問」が多いです。

プログラミング言語Java基本技術習得コース

『Effective Java 第3版』研修で痛感するのは、テキストを理解するためのJavaの知識が不足している人が多いことです。そのため、一年半を要しますが、私にとって通算第26期の「プログラミング言語Java基本技術習得コース」を9月から開講しました。予習がかなりきつく、期間も一年半なので、受講生が集まりやすいリコーグループで実施しています。

Go言語研修も予習がかなり大変なのですが、予習が大変な研修は、その企業内で「きつい研修である」という評判が定着しているにもかかわらず多くの修了生がいる場合、受講生が集まりやすいです。第26期も現在は14名が受講しています。
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2019年の講演 [プログラマー現役続行]

今年は、三つのカンファレンスで話しました。
  • 「私が取り組んだレガシーコード改善」
    6月1日(土)Legacy Code Meetup Kagoshima 2019(鹿児島)
  • 「私が経験したソフトウェアテスト 〜 ワークステーション、組み込みシステム、ウェブサービス 〜」
    10月4日(金)JaSST '19 Tokai
  • 「マイクロサービスの開発とテストファースト/テスト駆動開発」
    12月14日(土):GDG DevFest Tokyo 2019
鹿児島は、私のJava研修の修了生が主催のメンバーの一人でしたので、声をかけてもらいました。

JaSST'19 Tokaiは、JaSST'16 Niigata、JaSST'18 Tokyoに続いてJaSSTでの三回目の講演でした。JaSSTでの三回の講演には、三回とも富士ゼロックスの秋山浩一さんが(JaSST'19 Tokaiでは日帰りで)聞きに来てくれました。

GDG DevFestは「メルペイEngineering Office」の@kikoさんを通して講演の打診があったものです。DevFest Tokyoのように技術を中心とした大きなカンファレンスで話すのは初めてでした。最新の何らかの技術動向について話ができる訳でもないので、メルペイで私自身が日々行っているテストファースト開発を中心に話しました。

幸い、GDG DevFestへの参加者アンケートで、「一番良かった・役に立ったセッション・ハンズオン・コードラボはどれですか?」という質問では、基調講演に次いで、私のセッションが2番目でした。

2020年も機会があれば、いろいろな場所(特に訪れたことがない土地)で話したいと思っています。
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