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三回目の心肺運動負荷試験 [心筋梗塞]

昭和大学藤が丘リハビリテーション病院での150日間の心臓リハビリテーションが終わって、三回目の心肺運動負荷試験を11月30日に受けました。

運動耐容能」に関して、退院直後の7月1日に受けた一回目は同年代の健常人の78%(5.57METs)、9月16日に受けた二回目は100%(7.10METs)でした。今回の三回目は108%(7.62METs)でした。つまり、同年代の健常人よりも高くなりました。

二回目の心肺運動負荷試験では137Wまでのエアロバイクの負荷で終わったのですが、今回は147Wまでの負荷までこぐことができました。でも、最後はかなりきつかったです。

150日間後は、必要であれば月に4回までは保険適用できるようですが、心臓リハビリテーションを提供するかどうかは施設に依存するようです。昭和大学藤が丘リハビリテーション病院では、さらに150日間の心臓リハビリテーションを受けることができるので、12月からも週に1回のペースで来年の4月末まで通うことにしました。

最初の150日間は、標準で週3回の心臓リハビリテーションが推奨されているのですが、平均する10回/月ほど通いました。通わない日は、自宅でほぼ同程度の負荷のエアロバイクを行っていましたので、両方で週に6日は行っていました。家で行うときは、朝食後に一時間ほどしてから行うのですが、金曜日に技術研修(Go研修Java研修)の講師を行うときは行っていませんでした。

次回の心肺運動負荷試験は、来年4月末の予定です。
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心臓リハビリテーション [心筋梗塞]

(「急性心筋梗塞」からの続き)

入院中は軽く歩く程度のリハビリテーションは行いましたが、退院後は昭和大学藤が丘リハビリテーション病院で「心臓リハビリテーション」を行うことになりました。外来として通院しながらの心臓リハビリテーションです。

一回目の心肺運動負荷試験

心臓リハビリテーションに先立って、「心肺運動負荷試験」を行い「運動耐容能評価」として、どの程度の有酸素運動までできるかを測定します。私の結果は、「脈拍97回/分、負荷60W」ということでした。

負荷の値(60W)は、心臓リハビリテーションで使うエアロバイクで設定される負荷です。最初の5分はウォーミングアップで0Wから徐々に60Wまで負荷が上がっていきます。その後の20分は60Wに固定です。最後に5分間だけクールダウンということで負荷が下がっていきます。

心臓リハビリテーション

心臓リハビリテーションは、1時間ほどです。汗をかくので着替えをした後に、ポータブルな無線の心電図を胸に取り付けます。測定されている心電図は、全員分が一つのディスプレィで表示されています。また、血圧も最初に測定します。それから準備運動です。

準備運動では最初に手首で脈を30秒間指で数えます。その後は、体をほぐすいくつかの準備運動を行います。そして、エアロバイクを30分です。その後は、レッグプレスで設定された負荷で15回を2回行います。また、血圧も再度測定します。そして、軽くクールダウンの体操を行って終わりです。

保険適応期間

心筋梗塞発症後の心臓リハビリテーションですが、保険適応ができるのが150日だけです。したがって、私の場合には、11月下旬までとなります。その150日間は、週3回までと最初に聞いていたのですが、それはあくまでも標準であり、3回に限定されているわけでないことを後で知りました。

外来での心臓リハビリテーション

入院患者と外来では、時間帯が分けてあります。外来で心臓リハビリテーションを受けられるのは、平日は午前11時と午後2時のどちらかだけ(火曜日は午後1時もあり、土曜日は午前11時だけ)というのと、心臓リハビリテーションに行った当日にしか、次回の予約ができないシステムになっているため、週に3回行くことは少なく、平均すると2回ぐらい行っています。

幸い、在宅勤務でかつフレックス勤務なので勤務時間に柔軟性がありおかげで、午後の心臓リハビリテーションに行き、その間は休憩時間として勤務時間から除外しています。

自宅でのリハビリテーション

心臓リハビリテーションに行く回数は週に2回程度なので、他の日は自宅でリハビリテーションを行っています。メルペイに入社した2018年6月に脊柱管狭窄症になり、歩行がかなり困難になったため、その時に運動不足を解消するためにエアロバイクを購入しました。それ以来、使ってきたものです。病院のものと異なり、負荷設定は単純な8段階のものです。


脈拍97回/分程度の負荷を知るには脈拍を測定しながら行う必要があるのですが、その測定機能が機能しなくなっていたので、新たにApple Watch (Series 5)を購入して使っています。Apple Watchはほぼ正確に脈拍を測定してくれます。

二回目の心肺運動負荷試験

一か月ほどしたら、60Wではかなり楽になってきたので、70Wに上げることになりました。それも、しばらくしたら楽になってきたので、9月16日に二回目の心肺運動負荷試験を受けました。

結果は、「脈拍109回/分、負荷85W」となり、心臓リハビリテーションでは負荷の設定を85Wにしてエアロバイクを行うのが適当となりました。ただ、今まで70Wだったのをいきなり85Wに上げるのではなく、最初の数回は80Wまで上げて、それ以降は85Wです。最初は少しきつかったのですが、最近は楽になってきています。

自宅のエアロバイクの負荷の設定も最初の5分はレベル6(かなり楽)、次の5分はレベル7(まだ楽)、次の10分はレベル8(きつい)、次の5分はレベル7、最後の5分はレベル6と変化させながら行っています。

三回目の心肺運動負荷試験

150日間の心臓リハビリテーションの最後として、11月30日に三回目の心肺運動負荷試験を受けます。

体重計と血圧計

スマホで測定結果を管理できるように退院後に体重計と血圧計を購入しなおしました。


オムロン上腕式血圧計 HCR-7602T

オムロン上腕式血圧計 HCR-7602T

  • 出版社/メーカー: オムロン
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

体重計は、体組成計なのでいろいろな測定を行ってくれるのですが、なぜか脈拍だけが高目の数値が表示されます。朝、一回だけ測定しています。食事をコントロールしているため、体重は以前より5kg程度減っています。

血圧は、朝起きてからと、夜就寝前の二回測っています。体重計も血圧計も結果を(専用アプリを使って)スマホ(私の場合、スマホではなくiPod Touch)に取り込めるので便利です。

【追記(2020年11月29日】
150日間ということで、心臓リハビリテーションに行けたのは、10回(7月)、10回(8月)、9回(9月)、10回(10月)、7回(11月)の合計46回でした。
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急性心筋梗塞 [心筋梗塞]

前回の記事から二ヶ月ほど過ぎてしまいました。

前兆

正確な日付は覚えていないのですが、一年前ぐらいに背中の真ん中から右に筋肉痛のような痛みを感じるようになりました。最初は筋を違えたのかと思ったのですが、その後、痛みが完全になくなることありませんでした。それが、今から考えると(病気の原因部位とまったくかけ離れた部位に現れる痛みである)放散痛だったのではないかと思います。

緊急搬送

2020年6月20日(土)は、いつもの変わりのない土曜日を妻と二人でリビングで過ごしていました。16時過ぎに妻が彼女の書斎(寝室と繋がっている3畳の部屋)に行ってから、私も自分の書斎に行って雑用をすることにしたのですが、行く前から少し右肩が痛いなという感じで書斎に行ったら、右胸が痛み始めて、何かできる状態ではないと感じてリビングに戻りました。しかし、それから、その痛みは強くなり、息も苦しく、汗も出始めました。

すぐに収まるのかと思ったのですが、収まるどころか、さらにきつくなり、妻を呼びにいくこともできない状態でした。幸い意識がなくなった訳ではなかったので、何とか手元にあったiPod Touchを手に取り「メッセージ」アプリで「タオルを持ってきて」と妻へメッセージしました。それが、16時30分でした。

携帯にメッセージが届いて、驚いて妻が来てくれました。それから救急車を呼んでもらい、私の物としては、私の携帯電話と救急隊員から持ってくるように指示されたサンダルを妻が持って、救急車に運ばれました。昭和大学藤が丘病院の救急センターへ搬送されて到着したのが、17時30分でした。

さまざまな検査が急いで行われ、「急性心筋梗塞」と診断されて、緊急手術(カテーテル治療)となりました。手術に先立って、妻はさまざな同意書に代理署名しながら、「心臓が停止する可能性もある」と伝えられたそうです。私自身は、自宅で倒れてからカテーテル治療が終わるまでの間、胸の痛みと息苦しさはありましたが、意識はあったので、まさか心臓が停止するかもしれないという恐怖感はありませんでした。

緊急手術

胸の痛みと息苦しさはありましたが、カテーテル治療が始まりました。会話するのもきつかったのですが、治療が始まったときに「どのくらいかかりますか?」と聞いて「1時間ぐらい」と答えてもらい、1時間の我慢と思いながら手術を受けていました。ステントが一つ留置されて冠動脈の一つの血流が回復したので、治療が終わったときには、胸の痛みや息苦しさも嘘のようになくなっていました。

手術が終わったときに、手術室で映像を見せてもらい説明を受けたのですが、半分上の空で聞いていたと思います。ただ、もう一つの冠動脈も治療の必要があるが、別の日に行いますと伝えられました。急性心筋梗塞で運ばれた状態で二つ同時は患者の体への負担もあって無理なようです。

ICU

手術後、ICUへ移されました(細かく言えば、ICU内にあるCCU:Coronary Care Unit)。コロナ感染防止のためにICUへは家族も通常は入れないのですが、その日だけは20時30分ごろに妻が入室を許されて、サンダル、携帯、それと病院で購入した入院セットを置いて、少し会話してから帰っていきました。

胸の痛みも息苦しさもなくなっていたのですが、ICUでは動かないでくださいと言われました。心筋梗塞では、心筋が壊死して心臓そのものがもろくなっているため、負担をかけないために動いてはだめでした。ICUでは、4時間おきの採血が行われました。看護師さんに採血して何を調べるのですかと聞いたら、心臓の悪化状態が進んでいるか止まったかを、心臓から血液中に流れ出すある物質の量で調べるということでした。

翌日の日曜日には、状態もよくなり、昼食から食事してよいことになりました。ただ、食べるときだけベッドを起こし、食後はまた寝ているという状態です。ベッドにずっと寝ていると、腰が痛くなるので横を向きたいときでも、自分で体を動かさないでくださいと言われ、都度看護師さんを呼んで、体を横に動かすのを手伝ってもらいました。

月曜日の早朝の採血の結果で、ICUから一般病室へ移動してもよいことになりました。月曜日の11時30分ごろに、入院以来初めてベッドから降りて、立ち上がっても問題ないかを確認してから、車椅子で一般病室へ移動しました。

一般病室

一般病室(6人部屋)に移動しましたが、お手洗いへ行くときは一人で歩いていかないように言われ、都度、看護師さんを呼んで車椅子で連れていってもらいました。翌日(火曜日)は、病室があるフロアー(7階)であれば、一人で歩いてよいということになりました。ただ、階段の上り下りはだめなので、フロアー内だけでしたが、一人でお手洗いに行けるようになったのがよかったです。

病室ではすることもなかったので、読みかけだった次の本を妻に持ってきてもらい読み終えました(今日の本作りとは違う活版印刷の時代の話しが中心ですが、いつの時代も校正は大変です)。

増補版 誤植読本 (ちくま文庫)

増補版 誤植読本 (ちくま文庫)

  • 作者: 輝次, 高橋
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2013/06/10
  • メディア: 文庫

2回目のカテーテル治療

緊急搬送時にはできなかった別の冠動脈に対するカテーテル治療を水曜日に行いました。2回目は、ステントを2つ留置しました。2回の治療で、3つ留置したことになります。

2回目は自分自身が苦しい訳ではなかったので、治療の流れが冷静に聞けました。どこにどのようなステントを置くべきかを複数の医師が、造影剤で映し出された画像を見ながら議論して、最終的に場所を決めていました。

声しか聞こえないですが、画像を何度も見直しているのがよく分かりました。場所と使うステントが決まれば、ほぼ終盤です。そのあとすぐに治療は終了しました。

2回目の治療に先立って、前日にはPCR検査を受けました。結果は陰性でした。陽性だと手術室が使えないので治療できなかったことになります。

リハビリテーション

木曜日からリハビリテーションが始まりました。リハビリテーションといっても、担当の人とフロアーを会話しながら歩いて、体調が悪くならないかを確認して、最後に心電図を確認してもらうというものです。心電図は簡易の無線機能があるものを常に付けているので、ナースセンターでは監視できるようになっていたようです。金曜日もリハビリテーションを行いました。

退院

緊急入院したのが土曜日でしたが、一週間後の土曜日の昼前に退院して、帰宅しました。幸い私の場合は、心臓の壊死の状態がひどくなかったため退院したのですが、状態が悪い場合には、退院ではなく、昭和大学藤が丘リハビリテーション病院へ転院して、しばらくそこで入院しながら心臓リハビリテーションを受けて、ある程度回復後に退院される場合もあるようです。

しかし、どちらにしても、退院後は、「心臓リハビリテーション」に通うことになります。
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オンライン読書会を始めました [プログラマー現役続行]

記事「オンライン読書会を開催します」で書いたように、今月から二つのオンライン読書会を始めました。
基本的には、書籍を最初から読んでいく読書会です。どちらの書籍も、私自身が英語版の草稿のレビューアの一人であり、さらに日本語への翻訳を行っていますので、書籍の内容だけでなく、翻訳することになった経緯を話したり、謝辞に名前が掲載されている人達の簡単な紹介を行ったりもしました。

書籍『プログラミング言語Go』は、Go言語そのものを学ぶための書籍なので、理解するために必要なGoの知識は基本的に不要です。むしろ、さまざまなプログラミングの基礎知識やウェブの関する知識(HTTP、JSON、Rest API等々)は持っている前提になっています。

一方、書籍『Effective Java 第3版』を理解するために求められるJavaの知識は、膨大です。それについては、私自身が、「訳者まえがき」に次のように書いています。
この本は、初心者向けではありません。この本の内容を理解するには、私が翻訳した『プログラミング言語Java 第4 版』および『Java SE 8 実践プログラミング』で解説されている内容程度は理解しておく必要があります。
たとえば、Javaの言語仕様における「クラスのメンバー」とは何かを理解している人は多くはないと思います。しかし、『Effective Java 第3版』には「クラスのメンバー」という表現が、普通に出てきますし、読者が理解しているという前提になっています。

書籍『プログラミング言語Java 第4版』の「2.1.1 クラスのメンバー」には次のように説明されています。
クラスは、3 種類のメンバーを持つことができます。
  • フィールド(field) は、クラスやそのオブジェクトに付属するデータ変数で、クラスやオブジェクトの状態を保持します。
  • メソッド(method) は、クラスの実行可能なコードを含んでおり、オブジェクトの振る舞いを定義します。
  • ネストしたクラス(nested class) とネストしたインタフェース(nested interface) は、クラスやインタフェースの宣言の中で入れ子になっているクラスやインタフェースの宣言です。
この説明をよく読むと、「コンストラクタ」が含まれていないことに気付きます。コンストラクタは「クラスのメンバーではない」のです。

ただ、読書会参加者がこのような知識を持っているとは限らないため、都度、必要に応じて説明しながら行う読書会になっています。

Zoomなので参加者数にはそれほど制限はないのですが、1ページごとに順番に読んで、Q&Aをやったりすると、20名弱ぐらいしか読む順番が回ってこないです。

それぞれ月に1回なので、書籍全体を読み終えるのに多くの回数が必要だと思いますが、地道に継続していく予定です。
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書籍『More Effective Agile: A Roadmap for Software Leaders』 [本]

More Effective Agile: A Roadmap for Software Leaders

More Effective Agile: A Roadmap for Software Leaders

  • 作者: McConnell, Steve
  • 出版社/メーカー: Construx Press
  • 発売日: 2019/08/24
  • メディア: ハードカバー

Steve McConnell氏の書籍としては『Code Complete (Developer Best Practices) (English Edition)』がよく知られていますし、私自身も強く影響を受けた書籍です。

毎朝30分のエアロバイク中に、今月の初めから『More Effective Agile』を読み始めて、ちょうど読み終えました

『More Effective Agile』は、「A Roadmap for Software Leaders」と副題にあるように、ソフトウェアリーダー向けですが、リーダーでなくても、今日のソフトウェアエンジニアとしてアジャイル開発に関して知っておくべきことがまとめられています。幸い、日本語版もまもなく発売されます。

More Effective Agile ~“ソフトウェアリーダー

More Effective Agile ~“ソフトウェアリーダー"になるための28の道標

  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2020/06/11
  • メディア: 単行本

『More Effective Agile』の最後に「Summary of Key Principles」として28個のPrincipleがまとめてありますが、それらが本文で説明されています。おそらく日本語版も書籍の最後にまとめてあると思いますので、先にそちらに目を通してよいかもしれません(日本語版の出版社の紹介ページはこちらです)。

私自身がアジャイル開発によるソフトウェア開発に触れ始めたのは、2013年7月から2年間、私自身が開発のグループリーダーをやったプロジェクト(Go言語でデジタル複合機のコントローラーソフトウェア開発をテスト駆動で行ったプロジェクト)からでした。その後は、主にメルペイでの開発です。

技術書の内容の理解は、それまでの経験・知識に大きく影響を受けます。いつ読むかによって、内容がピンとこなかったり、逆に、それまでの経験・知識をうまく整理してできたりします。『More Effective Agile』は、今、読んだことで、私にとっては後者であったと言えます。
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オンライン読書会を開催します [プログラマー現役続行]

今までは、参加者が会場に集まる形式の読書会を開催してきましたが、新たにオンラインの読書会を開催します。
  • 『プログラミング言語Go』オンライン読書会(第1回
  • 『Effective Java 第3版』オンライン読書会(第1回
それぞれ、該当する書籍の読書会です。『プログラミング言語Go』の方はおそらく12回か13回ぐらいで読み終えると思います。『Effective Java 第3版』は、一年以上を要すると思っていますが、実際にはやってみないと分からないです。

書籍を読み終えたら、再度読むとことを想定しています。それは、一年経過すれば新たに学び始める人達もいるという想定です。また、オンラインで行うことで、地域を問わず参加できます。

会場に集まる形式で行っていた「横浜Go読書会」は、集まってできるようになれば、再開する予定です。
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ソフトウェアエンジニアとしての転機(6) [ソフトウェアエンジニアとして転機]

Fuji Xerox DocuStation IM200

Xerox PARCでのPageMillプロジェクトの成果を商品化するために、1993年5月に日本に帰国しました。34歳でした。商品化したFuji Xerox DocuStation IM 200については、富士ゼロックスの「商品・サービスの歩み」の1996年に写真とともに簡単に説明されています(古いアーカイブはこちらです)。

製品を開発するための開発室が富士ゼロックス内に作られて、製品計画、ハードウェアエンジニア、ソフトウェアエンジニアがその開発室に集められました。ワークステーション事業からの撤退が決まっていたので、私を含めて集められたすべてのソフトウェアエンジニアが、ワークステーション関連の開発からデジタル複合機に開発に従事することになります。ワークステーションから組み込みシステムと180度転換したように思えますが、実はそうではありませんでした。

IM200の開発では、デジタル複合機としてコピー/Faxを基本機能として実装するのですが、それに加えてPARCでの成果としてのペーパーユーザーインタフェースを実装しなければなりませんでした。開発が始まったのが1993年ですが、使われた主な技術は以下の通りです。
  • CPU:SPARC
  • OS:Solaris 2.3
  • 開発プログラミング言語:C言語(デバイスドライバー)、C++言語(コントローラソフトウェア)、PostScript(ペーパーユーザーインタフェース処理エンジン)
  • 全体デザイン:レイヤ構成で、複数のプロセスから構成され、各プロセス内ではマルチスレッドプログラミング

二つの大きな課題

外見はデジタル複合機ですが、内部は普通のワークステーションと同じでした。このプロジェクトでは技術的に問題が多かったのですが、今から考えると無謀とも思える課題がありました。
  • 私も含めてすべてのソフトウェアエンジニアが、C++での開発経験がなく、ましてやC++でのマルチスレッドプログラミングは初めて。
  • 私を含めてすべてのソフトウェアエンジニアが、ハードウェアデバイスを制御するコピーやFAXの設計・実装の経験がないし、ドメイン知識も持っていない。
C++が初めてということに関しては、「各人勉強してください。当然、勉強しますよね。」という感じでした。マルチスレッドプログラミングに関しても、「Mesa言語での経験はありますよね。だから問題ないですよね。」と。実際、外部の教育を受けることなく、独学で各人が学ぶという状況でした。

C++を学び始めて、全員で開発を始める前に解決する必要があると痛切に感じた課題は、「API設計の基礎」に書いた「実装の隠蔽」です。それは、「1.5 C++言語による実装の隠蔽」に書いていますので興味がある人はそちらを参照してください。

「ドメイン知識なしのコピー/Faxの開発」は、プロジェクトの後半で大きな手戻りを発生させました。完成が近づいたと思ったころに、従来のデジタル複合機を開発していたエンジニア達が完成度の確認をするためにテストを始めてくれたのですが、(ドメイン知識がないまま開発したことによる)さまざまな問題点を指摘されました。その問題の修正のために余分な開発期間を必要としました。

学んだこと

このIM200のプロジェクトでは多くのことを試行錯誤しながら、さまざなことを実践していきました。学んだことや実践したことをまとめる次の通りです。
  • (当時の)C++でのプログラミング
  • メモリーリークやメモリー破壊の問題を解決するために独自のメモリ管理ライブラリを実装(「clibと呼ばれるライブラリー開発の思い出」
  • マルチスレッドプログラミングによるデッドロックのデバッグの経験
  • 夜間ビルドの導入
  • QAからの障害報告への対応をエンジニアが日替わりで担当する「Debugger of the Day」の導入
  • mmapによるファイルへのアクセス技法
  • さまざまなサービスを.soファイルに分割作成して、起動時に動的ローディング
  • コピー/Faxに関するドメン知識の獲得
IM200の開発を通して得た経験・知識は、その後従事した3回のデジタル複合機のコントローラ開発でのベースとなりました。

1996年にFuji Xerox DocuStation IM200は商品化されてリリースされ、あらたなビジネスモデル(ペーパーユーザーインタフェースのサービスを使うごとに課金)を模索したのですが、残念ながら売れませんでした。後継機の開発もなく、1996年8月に私は富士ゼロックスを退職しました。

追記

IM 200開発では、朝7時過ぎに出社して、夕方まで働いて、それから飲み会という日が週に3日はありました。当時は、富士ゼロックスでは福利厚生の補助で安く飲み会ができました。
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在宅勤務 [プログラマー現役続行]

2月18日(火)から在宅勤務を始めたので、2か月が過ぎました。新型コロナウィルスのために会社として在宅勤務が始まったのが2月19日(水)だったのですが、通勤時間が長いということで、マネージャの許可をもらって在宅勤務を始めた翌日に会社として正式な在宅勤務となりました。

仕事は、マイクロサービスのソフトウェア開発のため、会社でも自宅でもソフトウェア開発はもともとできました。ただ、原則出社でしたので、往復4時間弱をかけて通勤していたわけです。2か月間、在宅勤務をしたことになるのですが、出社する場合との違いを簡単にまとめてみます。

通勤時間からの解放

往復4時間弱の通勤でしたので、朝は5時54分の始発(初電)電車に乗車して、7時30分に六本木ヒルズのオフィスに到着していました。16時には退社して、帰宅するのは18時前という生活を送っていました。そのため、会社にいるのは実質的に7時30分でした。

在宅勤務を始めてからは色々と試行錯誤したのですが、現在は8時から仕事を始めて、17時過ぎには終えるようにしていますが、18時過ぎることもあります。

通勤時間がないため、起床時間や就寝時間がゆるくなりました。7時間の睡眠時間を確保して、往復4時間弱の通勤のために、起床時間も早かったですし、就寝時間も早かったです。在宅だと、起床時間は以前よりも確実に2時間遅くなっています。その部分、就寝時間も遅くなっています。

自宅でのソフトウェア開発

在宅でのソフトウェア開発となると、オフィスの環境と異なり、机、椅子、ディスプレイなどが異なって、快適に開発に専念できない人も多いようです。会社としては、在宅の環境を整えるための在宅勤務手当や、ディスプレイの購入補助制度を用意してくれています。

私の場合は、書斎として使っている部屋があり、机、椅子、ディスプレイ(27インチと21インチ)は整っているので、オフィスよりも環境は整っています。そのため、在宅でのソフトウェア開発には何の支障もありませんでした。

オフィスでのソフトウェア開発と大きく違うのは、夕方になって焦る必要がないことです。オフィスでは、16時に退社するために、夕方になるとPRのレビュー依頼を出す前の見直しを省略しがちになっていました。自宅だと時間があるので見直せます。

ミーティングはGoogle Hangoutで行います。ミーティングが続いているときに、オフィスだと会議室を移動しなければなりませんが、在宅だと移動がないので楽です。ただ、自分の作業に集中しているとミーティングに参加するのを忘れることがあるので、10分前にカレンダーで通知があったときに、早めにGoogle Hangoutに参加した状態にして作業しています。

運動不足

在宅勤務での問題点は、通勤が無くなったために、運動不足になることです。通勤はそれなりに歩いたり、階段の上り下りで運動になります。また、脊柱管狭窄症がよくなって、昨年の5月からは、毎朝、大江戸線の六本木駅の一番深いホームから階段を歩いて登っていました。

現在は、脊柱管狭窄症で歩行が困難になった頃に購入したエアロバイクを毎朝30分行うだけです。夕方仕事を終えて、天気がよい日は、散歩に出かけることもあります。

技術研修

金曜日に複業として行っている企業向けの技術研修(JavaとGo)は、3月はすべて中止しました。しかし、対面での研修はしばらく無理そうなので、4月からはオンラインで研修を再開しています。ただ、オンライン研修は初めてなので試行錯誤の段階です。

まとめ

いつ頃出社可能になるのか見通しが不明ですが、在宅勤務を2か月行ってみて、仮に出社可能になっても、出社する必要はないのではないかと思い始めています。私の場合、出社するよりも、在宅の方が多くの時間をソフトウェア開発に費やせます。

でも、旅行したり、スターバックスで翻訳作業したり、外食したり、映画館で映画を見たり、対面で研修したり、外で飲み会したりという日常が早く戻ってきて欲しいと思います。
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最近購入した防災用品 [防災用品]

最近、災害時用の商品をいくつか購入しましたので、簡単に紹介します。

パナソニック コンパクトソーラーライト BG-BL01G-W

パナソニック コンパクトソーラーライト BG-BL01G-W

  • 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
  • 発売日: 2011/08/26
  • メディア: ホーム&キッチン

これは、充電用の単3電池2本を太陽光で充電するものです。いざとなったときに、どれほど役立つが不明ですが、日の当たる窓とカーテンの間に常に置いておくと充電されています。太陽光パネルの反対側はLEDライトになっています。現在は生産・販売が行われていない商品です。

パナソニック 単3形・単4形 USB入出力急速充電器セット 単3形エネループ×4本付き K-KJ87MCC40L

パナソニック 単3形・単4形 USB入出力急速充電器セット 単3形エネループ×4本付き K-KJ87MCC40L

  • 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
  • 発売日: 2019/07/26
  • メディア: エレクトロニクス

充電用電池の充電器としても使えますが、電池を入れていればスマートフォンに充電するバッテリーとしても使えます。LEDライトも付属しているので、強い明かりではないですが、ライトとしても使えます。

パナソニック LEDランタン 乾電池エボルタNEO付き ホワイト BF-AL02K-W

パナソニック LEDランタン 乾電池エボルタNEO付き ホワイト BF-AL02K-W

  • 出版社/メーカー: パナソニック
  • 発売日: 2019/06/28
  • メディア: ホーム&キッチン

小さなランタンです。明かりは強くはないですが、いざとなったときは役立つかと思います。

ここまでは、あれば多少は役立つかなというものですが、長時間は使えないので、以下のポータブル電源も購入しました。容量が大きいものもあるのですが、その分、重くなるのでこちらにしました。


これも停電が長引くと充電できなくて、最後は電池切れになりますから、このポータブル電源を充電するのに使える同じメーカーのソーラーパネルも購入しました。


ポータブル電源を充電するのに使えるだけでなく、このソーラーパネルから直接スマートフォンの充電もできます。また、折りたたみ式なので、収納に困ることはありません。
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