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カウシェでの外部向け活動 [カウシェ]

2022年10月1日から株式会社カウシェで働きはじめました。カウシェで外部向けに発信したもので私に関係するものをまとめるページです。

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書籍『Building Serverless Applications with Google Cloud Run』 [本]

Building Serverless Applications With Google Cloud Run: A Real-World Guide to Building Production-Ready Services

Building Serverless Applications With Google Cloud Run: A Real-World Guide to Building Production-Ready Services

  • 作者: Venema, Wietse
  • 出版社/メーカー: Oreilly & Associates Inc
  • 発売日: 2020/12/29
  • メディア: ペーパーバック

メルペイでは、GKE(Google Kubernetes Engine)を使ってマイクロサービスを開発していました。カウシェではGoogle Cloud Runを使ってサービスを提供していますので、Cloud Runの概要を学ぶために読んでみました。

160ページと薄い本ですが、Cloud Runの基本的な事柄や注意しなければならない事柄を説明しています。また、ハンズオン形式で進めながら動作を確認できるようになっています。
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第6期『Effective Java 第3版』研修を行います [プログラミング言語Java教育]

Effective Java 第3版

Effective Java 第3版

  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2021/07/13
  • メディア: Kindle版

2021年は研修を行わなかったのですが、今年は、『Effective Java 第3版』研修をリクルート社向けにオンラインで開催します。過去の研修の反省から、今回は受講生の条件を絞っています。条件と言っても、以下のように当たり前のことです。
Javaでの開発経験があること
『Effective Java 第3版』は、初心者向けの本ではありませんので、この条件を付けなくてもよいように思われると思います。しかし、過去には、経験がない人が申し込まれていたというのがあり、今回は明確にしました。

追加条件

研修では『Effective Java 第3版』を6回に分けて、毎回指定された範囲を読んで予習してもらいます。そして、不明点をGoogle Driveで共有されている質問表に事前に記入してもらいます。今回の研修では、さらに以下の条件を付けることにしました。
  • 毎回、質問は最低3つは記入する
  • 全く質問がない場合、内容を全部理解できたとみなし、受講の必要性がないと判断し、受講資格を失う
二つ目の条件は、富士ゼロックス情報システム時代(2000年〜2009年)に行っていたJava言語研修では、実際に適用していました。ただし、その頃は、事前にその条件を提示していなかったので、実際、研修の1回目でクビと言われた受講生も多かったです。今回は、事前に提示しているので、クビになる受講生はいないと思います。

技術書は、何となく分かったような気がして読み進めてしまうことがあります。しかし、実際に説明してくださいと言われて初めて、自分が理解していないことに気づくことが多いです。その意味で、予習段階で本当に理解しているのかを自問しながら読んでもらいたいので、上記の条件を明示的に課すことにしました。
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今日から8社目 [プログラマー現役続行]

今日(10月1日)から、私にとって8社目となる新たな会社で働き始めます。ただ、今日は土曜日なので、実際には3日(月)からとなります。

1978年4月に、当時としては全国でも数少ない情報工学科(九州工業大学)に入学してから、すでに44年が過ぎました。高校生のときに、なぜ情報工学科を選択したのかあまり覚えていませんが、一般家庭の多くに電卓さえなく、コンピュータに触ったことがない人がほとんどだった時代でしたので、コンピュータを学びたいと思ったのかもしれません。当時、情報工学を提供しているのは、九州では、九州大学と九州工業大学だけでした。私は、情報工学科の第8期生だったと思いますので、九州工業大学では早くから情報工学科があったことになります。
※ 現在は、当時なかった飯塚キャンパスに情報工学部があり、戸畑キャンパスの工学部には情報工学科はありません。

大学生の頃、60歳過ぎまでソフトウェア開発に従事しているとは想像できませんでした。社会人になっても、多くの同期が30歳過ぎぐらいにはソフトウェアを開発しなくなっていく中で、私自身はソフトウェア開発を続けていたいと思っていました。36歳で最初の転職をしたのですが、その後は、実際にソフトウェア開発をしたり、管理職をしたり、あるいはプレイングマネージャとして両方を行ったりしてきました。

メルペイでは、一人のソフトウェアエンジニアとして4年4か月働きました。Covid-19により、2020年2月18日から在宅勤務となり、その後は昨日(9月30日)の退職日を含めて2回しか出社していません。そして、この間に、世の中の働き方が変わり、フルリモートで働くことが可能な会社が増えました。

今後も在宅勤務で働きながらソフトウェア開発を続けることになります。今の時代は、通勤することなく、どこからでも、何歳までもソフトウェア開発を続けることが可能になったとも言えます。私自身は、正直なところ、何歳まで働くのか分からないですが、いつまでもソフトウェア開発を楽しめるように健康でいたいと思っています。

「で、どこの会社で働くの?」・・・来週金曜日までには、おそらくアナウンスします。
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外部発信よりも内部共有・実践 [プログラマー現役続行]

エンジニアが集まって、LTを行ったり、20分から30分程度の発表を平日の夜に行うというのは、いつ頃から広まっているのか定かではありませんが、この10年間で確実に広まってきています。さらに、コロナ禍により、オンライン開催も加わり、広く行われるようになりました。

一方、Advent Calendarといったtech blog(技術文書)を公開することも多く行われています。企業内の開発で得た知見を、オンラインで説明しながら話したり、tech blogとして公開することは、今日のIT業界では、当たり前のように行われています。これらは、すべて外部へ向けての発信です。

外部発信することで、その企業の技術力を発信することにもなり、エンジニアを惹き付けることにもなります。私自身もTech Talkで話をしたり、tech blogを書いてきました。このような情報発信は、今後も多くのIT企業やスタートアップで行われていくと思いますし、ソフトウェア業界で知見を共有する上でとても有益だと思います。

このような情報発信を外部から見てみると、発信されている知見がその企業で広く共有され、ベストプラクティスと思われるようなことは、その企業内で広く実践されていると思いがちだと思います。しかし、本当にそうなっているのでしょうか?

多くのIT企業やスタートアップでの情報発信は、「外部へ発信」することが目的であり、「知見を社内で共有する」ことは目的ではなかったりするのではないでしょうか。得られた知見やベストプラクティスなどは、外部へ発信するのではなく、内部で共有して実践することが、企業にとっては本来優先順位が高くあるべきだと思います。その上で、外部発信することで、業界全体へ貢献することになります。

おそらく、このような状況になるのは、外部への発信を促進する責任を持つチームやグループが組織内にはあるけど、内部での共有や実践を促進することに責任を持つチームやグループが存在しないからではないでしょうか。あるいは、個々のエンジニアにとって、そのような活動をすることが責務ではないからかもしれません。あるいは、一人のエンジニアとして強く推進するのにはかなりの努力が必要な場合があるからかもしれません。

組織として何らかの活動をしないと、さまざまな知見やベストプラクティスが、属人化したものとなってしまい、たとえそれらが外部へ積極的に発信されていていも、組織内で広く共有されいなかったり、実践されていなかったりするのではないでしょうか。
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株式会社メルペイを退職します [転職]

2018年6月1日から働き始めた株式会社メルペイを9月30日付けで退職します。4年4か月勤務したことになります。1984年4月1日に社会人として富士ゼロックスで働き始めてから、7社目の会社でした。10月1日からは、新たな会社でソフトウェアエンジニアとして働き始めます。

週4日勤務

ソラミツ株式会社を退職します」でも書きましたが、リコーを退職してからは、基本的に週4日勤務をしてきました。メルペイでも、金曜日は欠勤するか有給休暇を使うなどして、週4日勤務をしてきました(週4日勤務で働くことに関して、入社前に合意してもらっていました)。10月からの会社では、週4日勤務の雇用契約で働きます。

初めてのウェブサービス開発

富士ゼロックス、富士ゼロックス情報システム、リコーの3社で合計31年7か月を過ごし、富士ゼロックスでのワークショテーション開発を除くと、その多くは、デジタル複合機のソフトウェア開発に従事してました。ウェブサービス開発に従事するのは、(gRPCの経験は、前のソラミツで多少は経験していましたが)メルペイがほぼ最初と言ってもよい状態でした。

メルペイでは私が入社した時点で、すでにマイクロサービスをGo言語で開発していました。私自身は、Go 1がリリースされるより前の2010年夏からGo言語を学んでおり、メルペイへ入社した時点で、次の2冊のGo言語に関する翻訳本を出していました。

プログラミング言語Goフレーズブック

プログラミング言語Goフレーズブック

  • 出版社/メーカー: ピアソン桐原
  • 発売日: 2012/10/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

プログラミング言語Go

プログラミング言語Go

  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2021/07/13
  • メディア: Kindle版


Go言語に関しては特に問題はなかったのですが、それ以外の使っている技術やサービスは初めて触れる物がほとんどでした。

最初に担当したマイクロサービス

最初に担当したマイクロサービスは、「加盟店様向けの管理画面」用のAPIマイクロサービスでした。管理画面の仕様に対して、バックエンドのAPIマイクロサービスがどのような機能を提供すれば仕様を実現できるかと検討しながら、マイクロサービスのAPI仕様を.protoファイルにコメントとして記述して、API仕様を策定する作業を2か月ほど行いました(「gRPCを用いたマイクロサービスのAPI仕様の記述」)。

最初の仕様が確定してから、マイクロサービスをどうやってテストするのかを検討しました。正直、ウェブサービスが初めてで、マイクロサービスも初めてでしたので、どのようにテストするのが標準的なのか全く知らない状態で、テスト方法を検討しました。

その結果、gRPCのエンドポイントを呼び出して、マイクロサービスの本番コードをほぼそのまま起動して、手元のMacBook Proでテストできるテストフレームワークを考案しました。正直、その時点で、メルペイ内の他のマイクロサービスがどのようにして、gRPCのエンドポイントを呼び出してテストしているのかはほとんど知りませんでした。

フレームワークの実装が終わったら、gRPCのエンドポイントを順にテストファーストで開発していきました。この時の経験をGDG Dev Fest Tokyo 2019で話をしました。その後、同じ話をいくつかのカンファレンスで話したのですが、最後は、Mercari Gearsとして動画(およびテキスト)にしてもらいました(merpay マイクロサービスの開発とテストファースト/テスト駆動開発)。

私が考案したマイクロサービスのテストフレームワークは、後に独立したリポジトリとして共通ライブラリとして私自身で整備し、現在では、採用しているマイクロサービスが増えています。

他のマイクロサービスチームへの異動

その後、いくつかのチームを異動して、2020年7月からは「メルペイスマート払い」に関連するマイクロサービスチームへ異動しました。このチームでは、私自身で何らかのビジネスロジックを実装することはほとんど行っていません。しかし、行った作業の中でも印象的なのは、「テストの安定化」です。

異動してきた時点で、そのマイクロサービスの自動テストは安定しておらず、かなりflakyなテスト群となっていました。テストを安定させるために、何が問題なのかを一つずつ調べて修正していきました。その際に、問題点を洗い出すための用いた手法が、「長時間ランニングテスト」です(「長時間ランニングテストの勧め 〜開発用ノートPCの活用〜」「(続)長時間ランニングテストの勧め 〜開発用ノートPCの活用〜」)。

長時間ランニングテストは、私自身にとっては、目新しい手法ではなく、2003年からずっと行ってきた手法です(「マルチスレッドプログラミングにおける重要な4要件」)。基本的に、この長時間ランニングテストは、ずっと続けてきました。

テストが安定化した後に、問題になったのは、テスト時間でした。そのため、t.Parallel()を呼び出したら並列に動作しないテストコードを一つずつ修正して、できる限り並列に実行するようにしました。そのときの知見をまとめたのが、「Go言語でのテストの並列化 〜t.Parallel()メソッドを理解する〜」です。

複業の継続

複業を20年」に書いていますが、週4日勤務というのもあって、メルペイ在籍中も継続して行ってきました。
技術書の翻訳
翻訳本としては、以下の4冊を出版しました。

Effective Java 第3版

Effective Java 第3版

  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2021/07/13
  • メディア: Kindle版

新世代Javaプログラミングガイド[Java SE 10/11/12/13と言語拡張プロジェクト] (impress top gear)

新世代Javaプログラミングガイド[Java SE 10/11/12/13と言語拡張プロジェクト] (impress top gear)

  • 出版社/メーカー: インプレス
  • 発売日: 2020/03/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

スーパーユーザーなら知っておくべきLinuxシステムの仕組み

スーパーユーザーなら知っておくべきLinuxシステムの仕組み

  • 出版社/メーカー: インプレス
  • 発売日: 2022/03/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

Go言語による分散サービス ―信頼性、拡張性、保守性の高いシステムの構築

Go言語による分散サービス ―信頼性、拡張性、保守性の高いシステムの構築

  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2022/08/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

技術教育
企業向けの技術教育としては、「Go言語研修」と「Java言語研修」を行ってきました。2020年2月まではオフラインの教育でしたが、それ以降は、オンラインの教育でした。オフラインの教育では、研修後に受講生の人達と懇親会をするのも楽しみでした。また、Go言語研修では、古川陽介さんや和田卓人さんも受講してくれました(「第6期、第7期のGo言語研修が終了しました」)

これから

これからもソフトウェアエンジニアとして働きながら、技術教育や技術書の翻訳、それにオンライン読書会(ブログのPC版で左上に一覧があります)も続けていきたいと思っています。
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書籍『The Kubernetes Book』 [本]

The Kubernetes Book: 2022 Edition (English Edition)

The Kubernetes Book: 2022 Edition (English Edition)

  • 作者: Poulton, Nigel
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2017/06/18
  • メディア: Kindle版

過去のEditionは読んでいませんが、2022 Editionとなっている2022年版を読みました。Kubernetesにに関する書籍を読んだのは、2018年6月にメルペイに入社してから読んだ『Kubernetes in Action』以来です。

Kubernetesを学ぶのが初めてではないこともあり、内容も分かりやすく、知識が深まった部分も多かったです。

この本で特筆するとしたら、セキュリティに関する章があることだと思います。「15: Threat modeling Kubernetes」「16: Real-world Kubernetes security」です。詳細に説明されているわけではありませんが、Kubernetesに関するセキュリティの概要を知ることができます。
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『プログラミング言語Go』オンライン読書会の第2サイクルが終わりました [オンライン読書会]

プログラミング言語Go

プログラミング言語Go

  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2021/07/13
  • メディア: Kindle版

書籍『プログラミング言語Go』のオンライン読書会の第2サイクルは、8月6日で終了しました。第1サイクルと第2サイクルの期間は、以下の通りでした。
  • 第1サイクル:2020年6月6日〜2021年6月5日(計13回)
  • 第2サイクル:2021年7月3日〜2021年8月6日(計13回、11月は未開催)
初回と最終回の参加者数は、次の通りでした。
  • 第1サイクル:初回22名、最終回10名、全出席2名
  • 第2サイクル:初回25名、最終回6名、全出席1名
『プログラミング言語Go』は2016年6月に出版され、Go 1.5をベースとしているため、それ以降の言語仕様の変更や標準ライブラリの拡張は当然含まれていませんが、多くの基礎的な事柄が含まれています。一方で、「ロック(ミューテックス)の再入可能性」などのように、(おそらくほとんどの読者が)理解するのが難しい説明が含まれていることがあります。読書会では、都度言語仕様の変更やライブラリの拡張の補足、それに理解するのが難しい内容の説明などと行ってきました。

『プログラミング言語Go』オンライン読書会は、しばらく休会とします。
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正誤表:『Go言語による分散サービス』 [正誤表]

Go言語による分散サービス ―信頼性、拡張性、保守性の高いシステムの構築

Go言語による分散サービス ―信頼性、拡張性、保守性の高いシステムの構築

  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2022/08/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

正誤表を追加しました:「正誤表」のタブを選択してください。


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書籍『Docker Deep Dive』 [本]

Docker Deep Dive: Zero to Docker in a single book (English Edition)

Docker Deep Dive: Zero to Docker in a single book (English Edition)

  • 作者: Poulton, Nigel
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2016/09/20
  • メディア: Kindle版

「MAY 2020」とカバーにある(おそらく最新版)を読みました。普段、Dockerを深く使いこなしてはいないので、Docker全体を知るために読んでみました。

Dockerfileやdocker-composeについてはもちろん説明はされています。それ以外にも、Docker Swarm、Docker Stacks、ネットワーキングについても解説されていますし、15章「Security In Docker」ではセキュリティに関する基本的な事柄も説明されています。

Dockerのセキュリティに関しては、ちょうど「Security Journey」で基本を学んだばかりでしたので、復習にもなりました。

Docker Swarm関連では、分散サービス用のRaft、gossipプロトコル、リーダー選出(leader election)などの用語が事前説明なしで使われています。これらも『Go言語による分散サービス ―信頼性、拡張性、保守性の高いシステムの構築』で学んだばかりだったので、問題なく理解することができました。

本の内容は、実際に手元でDockerを動作させて確認できますし、Docker Swarmについても(全部ではないですがある程度)Play with Dockerで試すことができます。

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