人生は自分が触れたものになる [プログラマー現役続行]
「人生は自分が触れたものになる」と私は考えています。ソフトウェアエンジニアとして一流の人達の組織で働くことは、常に高い基準が求められることになり、様々な努力をすることが求められて必然的に一流に近づいていくと思います。
三流のものに囲まれて、三流のものに触れていたら、三流になる。
一流のものに囲まれて、一流のものに触れていると、やっぱり、一流に近づいていくようになります。
(途中省略)
自分の環境をどうつくるか-それで、その人が変わります。
本田 健、『20代にしておきたい17のこと』
三流の人達の組織で働くことは、高い基準は求められず、結果としてやはり三流になってしまうということです。
したがって、新卒で働き始めた場合には、どのような開発組織で働くかにより、その人の成長は大きく左右されます。逆に言えば、先輩が一流になる努力を続けていない組織では、若手が一流になることはないかもしれないということです。その結果、開発組織としても三流になるのです。
『アプレンティスシップ・パターン』出版感謝パーティ [本]
アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得
- 作者: Dave H. Hoover
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
『プログラミング言語Java 第3版』の時から、翻訳原稿のレビューをしてくださった方々と出版社の担当者を招待しての食事会を開催しています。出版からちょっと間が空きましたが、『アプレンティスシップ・パターン』の出版感謝パーティを東京タワーの隣にある「とうふ屋 うかい」で開催しました。前回の『Effective Java 第2版』では、昨年の2月末に開催したので、みなさんと久々にお会いして、楽しい時間を過ごすことができました。
通常、感謝パーティは、本が出版された時に開催するのですが、著者が来日した時にも開催してきました。著者とレビューアーの皆さんを招待しての開催は、過去2回行っています。どちらもJavaOneのために来日していたJoshua BlochとNeal Gafterを囲んでの食事会です。