ピアソンとの13年間 (3) [ピアソン]
プログラミング言語Java (The Java Series)
- 作者: ケン アーノルド
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2001/06
- メディア: 単行本
プログラミング言語Java (The Java Series)
- 作者: ケン・アーノルド
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
初めて技術書の翻訳を手がけたのが『プログラミング言語Java第3版』でした。第2版は、日本語へは翻訳されていません。そして、『プログラミング言語Java第4版』では、翻訳に先立って、原著のレビューも行いました。
両方で、12年間でしたが、『プログラミング言語Java第4版』の出版社在庫が完全になくなり、本当の意味で絶版となりました。今のところ私が知る限りでは、原著の『The Java Programming Language, Fifth Edition』がいつ執筆されるのかは不明です。
ピアソンとの13年間 (2) [ピアソン]
この本では、10冊の書籍を紹介しています。その中で、今回の以下の書籍が残念ながら絶版となってしまいました。
もう古典と言える名著です。1996年に日本語に翻訳されて出版されており、2010年に組版とカバーを変えた新装版が出版されています。
出版直後に英語の原著を読み、何らかの間違い(誤字脱字?)を指摘したので、英語版の2nd printing以降には謝辞に私の名前が掲載されています。そのため、私は1st printingともう1冊を持っています。
リファクタリング―プログラムの体質改善テクニック (Object Technology Series)
- 作者: マーチン ファウラー
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2000/05
- メディア: 単行本
Eclipseが登場する前に英語の原著を読み、コードを改善する方法を学んだ書籍です。現在のIDEは、この本に書かれているリファクタリングをサポートしているので、読んだ当時と比較するとリファクタリングを行うことは、今日は非常に容易になっています。その分、個々のソフトウェアエンジニアのスキル(良い名前付けや良い構造を考えられるスキル)が問題となってきます。
ソフトウェア職人気質―人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード (Professional Computing Series)
- 作者: ピート マクブリーン
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2002/03
- メディア: 単行本
私にとって、現役を続けるという意味で転機となった書籍です。
上記4冊は、すべて10年以上前に日本語版が出版されています。私自身は、30代の終わりから40代初めに読んだことになります。すべて英語の原著で読んでいましたが、書評を書くために日本語版を購入して再度読み直しています。
「ソフトウェアエンジニアの心得」教育や講演では、推奨していた本の中に『達人プログラマー』や『ソフトウェア職人気質』がありました。今後は、推奨してもすぐに購入できないというのは非常に残念です。
ピアソンとの13年間 [ピアソン]
2000年から技術書の翻訳を行うようになって、当初はピアソン・エデュケーション、そして、ピアソン桐原となりましたが、ピアソンからは13年半で11冊を翻訳させてもらいました。また、1冊ですが、自著も出版させてもらいました。
11冊の中で増刷を繰り返した書籍は残念ながら少なく、以下の4冊だけでした。
『Effective Java第2版』を除いて残り10冊は、書店の店頭在庫のみの販売となり、桐原書店から出荷されることはありません。『Effective Java第2版』は、今年4月に増刷しているので桐原書店の在庫はまだ多少はあると思いますが、それらがすべて出荷されて店頭在庫のみの扱いになるのは時間の問題です。
11冊中どの本が再刊されるかは、他の出版社次第です。本によっては、新たに翻訳契約を結んだ出版社が再刊すると思います(少なくとも、『Effective Java第2版』はどこかが契約するのではないかと期待しています)。
私自身は、翻訳を通して、多くの技術を学んできました。翻訳作業は、何ヶ月も続くマラソン作業ですが、ソフトウェアエンジニアとしては多くのことを学んできました。
『Javaリアルタイム仕様』、『プログラミング言語Java』(第3版/第4版)、『Effective Java』(初版/第2版)、『Java Puzzlers』を通して、Java言語を深く理解することができました。
『Google Web Tookitソリューション』では、GWTを学び、私のホームページはGWTを使用しています。普段は、あまり使用しないAndroid開発やObjective-Cに関しても『Android SDK開発クックブック』や『Objective-C明解プログラミング』の翻訳を通して学ぶことができました。
自分から翻訳をさせて欲しいと依頼した本としては、『プログラミング言語Goフレーズブック』があります。こちらは、Go言語が日本で広く普及する前に廃刊になるのは残念です。
ピアソンの藤村さんから依頼されて翻訳した本としては、『プログラミング原論』があり、それほどは売れていませんが、この本も廃刊になるのは残念です。
『Java PRESS, Vol.11』(技術評論社、2000年3月発行)に書いた記事(「The Java Programming Language, Second Edition」について )がきっかけで始まった翻訳作業ですが、当初はこんなに長く続けるとは思っていませんでした。
翻訳のきっかけを与えていただいた藤村行俊さん(旧ピアソン桐原)には、LaTeXに関してもサポートしていただき、私が出版した本を担当していただき深く感謝しています。
11冊の中で増刷を繰り返した書籍は残念ながら少なく、以下の4冊だけでした。
- プログラミング言語Java第3版
- プログラミング言語Java第4版
- Effective Javaプログラミング言語ガイド
- Effective Java第2版
『Effective Java第2版』を除いて残り10冊は、書店の店頭在庫のみの販売となり、桐原書店から出荷されることはありません。『Effective Java第2版』は、今年4月に増刷しているので桐原書店の在庫はまだ多少はあると思いますが、それらがすべて出荷されて店頭在庫のみの扱いになるのは時間の問題です。
11冊中どの本が再刊されるかは、他の出版社次第です。本によっては、新たに翻訳契約を結んだ出版社が再刊すると思います(少なくとも、『Effective Java第2版』はどこかが契約するのではないかと期待しています)。
私自身は、翻訳を通して、多くの技術を学んできました。翻訳作業は、何ヶ月も続くマラソン作業ですが、ソフトウェアエンジニアとしては多くのことを学んできました。
『Javaリアルタイム仕様』、『プログラミング言語Java』(第3版/第4版)、『Effective Java』(初版/第2版)、『Java Puzzlers』を通して、Java言語を深く理解することができました。
『Google Web Tookitソリューション』では、GWTを学び、私のホームページはGWTを使用しています。普段は、あまり使用しないAndroid開発やObjective-Cに関しても『Android SDK開発クックブック』や『Objective-C明解プログラミング』の翻訳を通して学ぶことができました。
自分から翻訳をさせて欲しいと依頼した本としては、『プログラミング言語Goフレーズブック』があります。こちらは、Go言語が日本で広く普及する前に廃刊になるのは残念です。
ピアソンの藤村さんから依頼されて翻訳した本としては、『プログラミング原論』があり、それほどは売れていませんが、この本も廃刊になるのは残念です。
『Java PRESS, Vol.11』(技術評論社、2000年3月発行)に書いた記事(「The Java Programming Language, Second Edition」について )がきっかけで始まった翻訳作業ですが、当初はこんなに長く続けるとは思っていませんでした。
翻訳のきっかけを与えていただいた藤村行俊さん(旧ピアソン桐原)には、LaTeXに関してもサポートしていただき、私が出版した本を担当していただき深く感謝しています。
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