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最近買ったKindle版の専門書 [プログラマー現役続行]

Kindleを先日注文しました。ということで、最近購入したKindle版の専門書です。

Continuous Delivery: Reliable Software Releases through Build, Test, and Deployment Automation (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

Continuous Delivery: Reliable Software Releases through Build, Test, and Deployment Automation (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

  • 作者: Jez Humble
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 2010/08/06
  • メディア: ハードカバー

Growing Object-Oriented Software, Guided by Tests (Addison-Wesley Signature Series (Beck))

Growing Object-Oriented Software, Guided by Tests (Addison-Wesley Signature Series (Beck))

  • 作者: Steve Freeman
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 2009/10/22
  • メディア: ペーパーバック

読む時間があるのかという問題はありますが、少なくとも、書斎の空間を物理的に占有しないのが良いです。

『Linux Kernel Development』読書会(2) [読書会]

Linux Kernel Development (3rd Edition) (Developer's Library)

Linux Kernel Development (3rd Edition) (Developer's Library)

  • 作者: Robert Love
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 2010/07/02
  • メディア: ペーパーバック

第1回は、私を含めて参加者12名でした。1名は電話会議システムを利用して別事業所からの参加です。最初に簡単な自己紹介を行い、「Foreword」から始めて90分で「Preface」まで読み終えました。次回は、第1章「Introduction to the Linux Kernel」からです。第1章は10頁あるので、2回で終わるかと思います。まだ最初の方なので、単に読んでいくだけですが、ある程度進めば、ソースコードを実際に見たりしながらになるかと思います。

コードレビューします [プログラマー現役続行]

(社内向けの話です)直接私の業務とは関係なくても、私の時間があれば、コードレビューやクラス図レビュー等のレビューを行いますので、希望者は知らせてください。ただし、以下の条件を満たす人の成果物に限ります。
  • 「プログラミング言語Java基本技術習得」コースの受講者(受講していた人も含みます)
  • 『アジャイルソフトウェア開発の奥義』読書会参加メンバー
  • 『Linux Kernel Development』読書会参加メンバー
  • 『プログラミング作法』読書会参加メンバー
  • ma-GO-meメンバー

上記条件を全部満たす人も数名おられますが、どれかの条件を満たせばよいです。

徒労に終わるコードレビュー [プログラマー現役続行]

最近、グループ内でコードレビューを行うことがあります。入社以来、まともにコードレビューを受けたことがない若手のコードをレビューすることによって、本人達のスキル向上を図るというものです。しかし、本来なら、開発しているコードをレビューして、指摘事項が反映されて、コードが修正されていくというプロセスを繰り返すべきなのですが、教育目的なために実際には反映されなかったりします。

残念ながら単なる教育目的のレビューは効果は少ないです。その理由を考えてみました。
  • 指摘事項が実際に反映されないため、コードを修正してみて再度見直すことが行われない。レビューでの指摘事項は、実際に修正を施した結果を見ることでどの程度良くなっているかを理解する必要があります。
  • 本来は、要求仕様や機能仕様、あるいは、設計段階でのレビューを先に行っておくべきなのですが、その部分のレビューには私は呼ばれていないので、いきなりコードをレビューすると、コードレビューではなく、仕様確認から行わなければならない。
  • 今まで本人任せにしていたため、本人が全く気にしていなかったことを多数指摘され、今更言われてもという感じになり、レビューに対して否定的になる。
  • 基礎学習が不足しているので、指摘事項を丁寧に説明しないと理解できない。
ソフトウェアの開発では、最低限の学習を済ませた人、あるいは、学習を行っている人に、実際の業務を担当させる必要があります(「基礎教育」)。そのような学習を行っていない人のコードをレビューするというのは、コードの作者が若手かどうかに関係なく、レビューする側は疲れてしまいます。