練習問題の解答からみるエンジニアのレベル(2) [プログラマー現役続行]
「練習問題の解答からみるエンジニアのレベル」では、研修の予習である練習問題の解答のレベルを分類してみました。解答のレベルに対して、次のように分類しています。
未解答(誤解答)に対して受講生がどのような対応をするかは、次の二つに分けられます。
当たり前ですが、研修後にどちらの対応をするかは、社会人となってからのソフトウェアの開発年数には全く関係ありません。私が期待するのは、私から指示されなくても後者の対応をするソフトウェアエンジニアです。
- 全く解けていない
- 一見すると解いているように見えるけど、バグがある
- 練習問題が求めているものと解答が異なる
- 解いているが、動作の確認が目視になっている
- テストコードも整備されてきちんと解かれている
未解答(誤解答)に対して受講生がどのような対応をするかは、次の二つに分けられます。
- もう終わったということで何もせずに、次回の範囲を予習をする。
- 解いていなかった問題を解いたり、誤っていた解答を修正した後で、次回の範囲を予習する。
当たり前ですが、研修後にどちらの対応をするかは、社会人となってからのソフトウェアの開発年数には全く関係ありません。私が期待するのは、私から指示されなくても後者の対応をするソフトウェアエンジニアです。
英語とTOEIC(3) [英語]
会社による費用負担で受けられるTOEIC(団体受験)は受験できる機会について制約があるのですが、前回から3年を経過して受験できる条件に合致したので、久しぶりに受験しました。結果は、ListeningとReadingの両方とも470点の合計940点でした。過去の成績はこちらに掲載されています。
過去の成績を見てみると、1994年11月からほとんど変わっていません。つまり、TOEIC試験に関しては、1993年5月(33歳)に米国駐在を終えて日本に帰ってきてからは進歩していないようです。
過去の成績を見てみると、1994年11月からほとんど変わっていません。つまり、TOEIC試験に関しては、1993年5月(33歳)に米国駐在を終えて日本に帰ってきてからは進歩していないようです。
久しぶりにKOITが聞けるように [KOIT]
http://www.koit.com/は、ある時から再び日本では聞けなくなっていたのですが、今朝、iPod touchでKOITのアプリケーションを起動して接続してみたら、再び聞けるようになっていました。
試しに、MacBookでChromeブラウザで接続してみたのですが、原因は不明ですが、どうもうまく再生されませんでした。
時の流れは速く、カーラジオでKOITを聞き始めた頃からすでに25年が過ぎました。
試しに、MacBookでChromeブラウザで接続してみたのですが、原因は不明ですが、どうもうまく再生されませんでした。
時の流れは速く、カーラジオでKOITを聞き始めた頃からすでに25年が過ぎました。
API設計の基礎(9) [API設計の基礎]
「API設計の基礎」は37頁しかないですが、それを題材として勉強会をしたという人達から誤字・脱字を指摘していただき、修正したものをアップしました。
2009年に最初のドラフトを公開してからもう7年になります。さまざまなプロジェクトのコンサルテーション(レビュー)を通して分かるのは、「API設計の基礎」に書いてあることを部分的でもきちんと実践しているエンジニアやソフトウェア開発組織は非常に少ないということです。
「まえがき」に次のように書いています。
その意味で、今回のようにグループで勉強会を行ってもらえるというのは、その勉強会に参加している人達が属している組織に対して何らかのよい影響を与えるのではないかと思います。
2009年に最初のドラフトを公開してからもう7年になります。さまざまなプロジェクトのコンサルテーション(レビュー)を通して分かるのは、「API設計の基礎」に書いてあることを部分的でもきちんと実践しているエンジニアやソフトウェア開発組織は非常に少ないということです。
「まえがき」に次のように書いています。
本書は、私自身がソフトウェア開発を行いながら学んだことをまとめたものであり、その内容には偏りがあるかもしれません。しかし、本書を通して、みなさんが私と同じような遠回りをすることなくソフトウェア開発をされることの助けとなれば幸いです。一人のエンジニアが遠回りするのはその人の問題で終わりますが、ソフトウェア開発組織が遠回りすることは、その組織に属している現在のエンジニアや将来その組織に入ってくる若い人達が遠回りをして、結果的に技術的な負債を積み上げたり、非効率なデバッグを行ったりすることになると思います。
その意味で、今回のようにグループで勉強会を行ってもらえるというのは、その勉強会に参加している人達が属している組織に対して何らかのよい影響を与えるのではないかと思います。