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【社内連絡】『コンピュータの構成と設計 第4版(上)』読書会参加者募集 [読書会]

ブログに書いていますが、社内向けの内容です。

『言語設計者たちが考えること』読書会が終わりましたので、次の勉強会を開催します。今回は、コンピュータの基礎を学ぶことを目的としたいと思います。

希望者は社内の私のメールアドレスに、『勉強会参加希望』と題したメールをください。

開催日: 毎週、木曜日の1回 朝7時40分から8時45分
開始日: 2012年1月19日(木)
場所: 私が勤務している事業所(海老名)の会議室(大森事業所とはテレコン)
書籍: 『コンピュータの構成と設計 第4版(上)』(各人購入してください)
申込み〆切: 2012年1月12日(木)
進め方: 基本的に最初から読んでいきます。事前の予習は不要です。

業務ではありませんので、非業務扱いです

業務時間外の勉強会ですので、参加資格は社員に限定していません。誰でも参加可能です。


ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャー 012 [ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャー]

ソースコードを調べる

ソフトウェア開発において、自分が書いていないコードであっても、不具合の原因を調べるために、ソースコードを調べると習慣というのは、ソフトウェアエンジニアにとっては重要です。

しかし、実際の開発では、自分が担当しているモジュールでなければ、それ以上調査しようとしない人がいます。その場合には、リーダや上司が、他人のソースコードを調べてでも原因を調査するように指示しているかどうかで、その開発組織のメンバーのスキルに大きな差として現れたりします。

企業におけるソフトウェア開発では、自分が属するチームや設計部門のソースコードしか見られないようなアクセス管理をしている場合があります。そのようなソースコード管理をしている組織では、そもそも他の部門やグループのソースコードを見ることができなかったり、手間暇かけてアクセス権を設定してもらったりする必要があります。その結果、同一商品の中にインストールされるソフトウェアであっても、基本的に他の人のソースコードを調べないという習慣を持ったソフトウェアエンジニアばかりになったりします。そうなると、オープンソースのソフトウェアを使用して何か問題があっても、ソースコードを調べることさえしない人さえいてもおかしくありません。

繰り返しになりますが、何か問題があった場合に、自分が書いていないコードであっても原因を調べ調査するという習慣を持つことは、ソフトウェアエンジニアとして非常に重要なことです。

Use the Source, Luke