ピアソンとの13年間 (2) [ピアソン]
この本では、10冊の書籍を紹介しています。その中で、今回の以下の書籍が残念ながら絶版となってしまいました。
もう古典と言える名著です。1996年に日本語に翻訳されて出版されており、2010年に組版とカバーを変えた新装版が出版されています。
出版直後に英語の原著を読み、何らかの間違い(誤字脱字?)を指摘したので、英語版の2nd printing以降には謝辞に私の名前が掲載されています。そのため、私は1st printingともう1冊を持っています。
リファクタリング―プログラムの体質改善テクニック (Object Technology Series)
- 作者: マーチン ファウラー
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2000/05
- メディア: 単行本
Eclipseが登場する前に英語の原著を読み、コードを改善する方法を学んだ書籍です。現在のIDEは、この本に書かれているリファクタリングをサポートしているので、読んだ当時と比較するとリファクタリングを行うことは、今日は非常に容易になっています。その分、個々のソフトウェアエンジニアのスキル(良い名前付けや良い構造を考えられるスキル)が問題となってきます。
ソフトウェア職人気質―人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード (Professional Computing Series)
- 作者: ピート マクブリーン
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2002/03
- メディア: 単行本
私にとって、現役を続けるという意味で転機となった書籍です。
上記4冊は、すべて10年以上前に日本語版が出版されています。私自身は、30代の終わりから40代初めに読んだことになります。すべて英語の原著で読んでいましたが、書評を書くために日本語版を購入して再度読み直しています。
「ソフトウェアエンジニアの心得」教育や講演では、推奨していた本の中に『達人プログラマー』や『ソフトウェア職人気質』がありました。今後は、推奨してもすぐに購入できないというのは非常に残念です。
2013-08-12 08:02
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