SSブログ

バグが直りました? [プログラマー現役続行]

不具合が発生して、原因を調査していた担当者から、原因が分かって修正しましたと報告があった場合、報告を受けた側としては、以下の点を確認する必要があります。
  • 不具合の原因の説明をしてもらう
  • 修正内容を説明してもらう
  • 同じような不具合が他の場所にも無いかの確認を行ったかを報告者に聞く
  • 同じような不具合を今後未然に防止する方法はないかを報告者に聞く
報告を受けている側の経験によっては、原因の説明を聞いた時点で、残りの項目に関しては答えが出ている場合があります。しかし、あくまでも担当者に聞く必要があります。聞くことによって、担当者がどのような取り組み方をしているのかが分かるからです。

経験の浅い人でしたら、原因から論理的に不具合を説明できなかったり、修正方法が間違っていたりするかもしれません。経験がある程度あっても、3番目と4番目にまでは考えが及んでいなかったりします。

しかし、上記4項目を全く聞くことなく、不具合が直りましたという報告を聞いて終わりにすると、何の改善も行われることなく、担当エンジニアも成長しませんし、その開発組織そのものが成長しなくなってしまいます。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0