ソフトウェア開発組織はオーケストラ(3) [プログラマー現役続行]
ソフトウェア開発組織では、個々のソフトウェアエンジニアが高い能力を発揮して、協調してソフトウェアを開発するという意味で、オーケストラであるということを以前書いています。
ソフトウェア開発組織はオーケストラ
ソフトウェア開発組織はオーケストラ(2)
先日、ある研修で話を聞いていて、指揮者の観点からするとソフトウェア開発はオーケストラなのかと疑問に思いました。オーケストラでは、個々の楽員のパフォーマンス(アウトプットの質)は、指揮者には分かります。しかし、ソフトウェア開発では、開発組織の長には、個々のソフトウェアエンジニアのアウトプットの質は、容易には分かりません。
「アウトプットの質」とは、書かれた「コードの質」を私は意味しています。コードの質は、実際にコードを読まないと分かりません。つまり、オーケストラの指揮者と異なり、ソフトウェア開発では、個々のソフトウェアエンジニアが高いパフォーマンスを発揮しているかが、容易には分からないのです。つまり、下手な演奏を行ってコンサートを台無しにしている楽員がいても、そのことに気付かずに演奏を続けているのが、ソフトウェア開発なのかもしれません。
オーケストラの例で言えば、演奏者は、練習を重ねて上手く演奏できるようになるまでは、オーケストラのメンバーにはなれないのです。そして、指揮者は楽員のパフォーマンスを容易に判断できるのです。したがって、現実のソフトウェア開発のモデルとしてのオーケストラは間違いなのかもしれません。
ソフトウェア開発組織はオーケストラ
ソフトウェア開発組織はオーケストラ(2)
先日、ある研修で話を聞いていて、指揮者の観点からするとソフトウェア開発はオーケストラなのかと疑問に思いました。オーケストラでは、個々の楽員のパフォーマンス(アウトプットの質)は、指揮者には分かります。しかし、ソフトウェア開発では、開発組織の長には、個々のソフトウェアエンジニアのアウトプットの質は、容易には分かりません。
「アウトプットの質」とは、書かれた「コードの質」を私は意味しています。コードの質は、実際にコードを読まないと分かりません。つまり、オーケストラの指揮者と異なり、ソフトウェア開発では、個々のソフトウェアエンジニアが高いパフォーマンスを発揮しているかが、容易には分からないのです。つまり、下手な演奏を行ってコンサートを台無しにしている楽員がいても、そのことに気付かずに演奏を続けているのが、ソフトウェア開発なのかもしれません。
オーケストラの例で言えば、演奏者は、練習を重ねて上手く演奏できるようになるまでは、オーケストラのメンバーにはなれないのです。そして、指揮者は楽員のパフォーマンスを容易に判断できるのです。したがって、現実のソフトウェア開発のモデルとしてのオーケストラは間違いなのかもしれません。
2010-06-10 04:40
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