書籍『心臓リハビリテーション入門』 [心筋梗塞]
私自身の心臓リハビリテーションについては、「10か月間の心臓リハビリテーションが終わりました」で書いています。外来で心臓リハビリテーションに通っていた頃は、心臓リハビリテーションが心臓に対してどのように役立つのかということがよく分かっていなかったのですが、今ではある程度分かっているつもりです。
簡単に言えば、心臓に負荷をかけて再発しないようにする体作りと言えます。血液を体全体に流すのは、心臓だけの役割だけでなく、足の筋肉もその役割をになっています。筋肉がなくなると、心臓だけに負担が集中し、心筋梗塞などの心不全で弱った心臓に負荷をかけてしまいます。そのため、有酸素運動の範囲で足の筋肉を強化することで、心臓への負担を減らすのが心臓リハビリテーションにおける運動部分です。運動だけでなく、食事制限も重要です。
心臓リハビリテーションを行った頃に本書があれば、心臓リハビリテーションに対する理解も深まっていたのではないかと思います。今は外来で心臓リハビリテーションへ通院することはありませんが、ウォーキングか自宅でのエアロバイクのどちらかをできる限り毎日行うようにしています。
日本では、心不全の入院治療後に心臓リハビリテーションを行う人の割合が低いようですが、単なる手術だけでなく、その後の心臓リハビリテーションを継続的に行うことで、生活の質を改善します。
2024-01-06 17:46
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