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書籍『Continuous Delivery』 [プログラマー現役続行]

Continuous Delivery: Reliable Software Releases through Build, Test, and Deployment Automation (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

Continuous Delivery: Reliable Software Releases through Build, Test, and Deployment Automation (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

  • 作者: Jez Humble
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 2010/08/06
  • メディア: ハードカバー

まだ、第2章を読んでいる最中です。

内容としては、非常に良い本です。しかし、その内容を理解するには、書かれているのと同じような開発経験がある程度必要かもしれません。

Subversionなどのソースコードコントロールを用いた開発、自動テストの実行を含む自動ビルド、コミットと同時にビルドが始まる継続的インテグレーション、こまめなコミット、etc。当然、それに伴う開発者のメンタリティの変化。

オブジェクト指向や手続き的言語による開発に関係なく、ある程度以上の規模のソフトウェア開発にとっては今後ますます必要になってくると思います。

しかし、残念ながら、上記の様々な活動を含む開発環境を重視することなく、「何とかなるだろう」という程度でプロジェクトを進めているソフトウェア開発組織が多いのではないでしょうか。そのような組織が立てるスケジュールは、結果的に「絵に描いた餅」になる可能性が高いです。

なぜなら、いわゆる「ビッグバーン」インテグレーションを行い、安定化させるのに何日、あるいは、何週間と費やし、そして、その後も品質が安定しない状態が継続するからです。

※今時、このような開発をしようとしている開発組織の数は日本全体で減っていると信じたいですが、自分の身の回りだけでも2つは知っています。
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