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保守できないコードは「がらくた」(2) [プログラマー現役続行]

以前書いたブログ(保守できないコードは「がらくた」)で紹介した「ソフトウェアエンジニアの責任」の話しは、10年近く、教育や講演を通して話してきたことです。

さらに、昨年後半から次の2点を追加しています。
  • ソフトウェアは機能が実現すれば資産になるとは限らない。保守できないコードは、負債となる
  • 初心者だからと言って、汚いコードを書くことが許される訳ではない
ソフトウェア開発組織として、「初心者が書いたコードだから、名前付けがいい加減で、作りもいい加減なのは仕方ない」という言い訳が許されることはありません。もちろん、初心者は、どのようなコードが良いか悪いかを自分で判断することは難しいです。そのため、ソフトウェア開発組織としては、きちんとしたレビューを行って名前付けを含む様々な指導を通して、初心者の経験不足に起因する負債作りを防止する努力を行う必要があります。

社員だからとか派遣だからとかも、全く関係はありません。派遣社員であっても、資産を残してもらうために、指導は必要です。ブログ(書籍『とことん人を育てる!旭化成アミダスのIT戦略』)で紹介した旭化成アミダス社からも新卒新人の派遣を(前職のFXIS在籍中は)3年間受けれていましたが、社員と全く同じ指導を行っていました。
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