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コードを読むこと [プログラマー現役続行]

Programmers at Work(『実録!天才プログラマー』)の中で、Bill Gates は、「プログラ ミング能力を確認する最高のテストの1 つは、約30 ページのコードをプログラマに渡して、どれだけ素早く彼がコードを読んで理解できるかを見ることです」と述べています。彼は重要なことを認識していました。コードから直接知識を素早く吸収できる人は、すぐに非常に優れたプログラマになります。なぜならば、今までに生まれてきたすべてのプログラマが書いたコードの1 行1 行すべてが、先生だからです。
『アプレンティスシップ・パターン(仮題)』
外に公開されない会社内のソースコードを読む場合には、私自身の長年の経験からすると、学ぶというよりも、読んでいて嫌になることが多いのではないでしょうか。私自身も社会人になった頃は、今日の私が見たら嫌になるコードをたくさん書いていたと思います。その悪い癖を、自力で直すのに、ずいぶんと遠回りしてきました。

80年代、90年代は、テスト駆動開発は行っていませんので、製品に組み込まれるソフトウェアは、一度リリースしてしまったらコードが汚いからと書き直しをさせてもらえることはありませんでした。色々な設計方法を試したり、コードの書き直しを行ったりしたのは、会社内で使用するツール(Hack)の開発を通してでした。また、より良い設計を学ぶのは、書籍を通してでした。

今日では、オープンソースのソフトウェアのソースコードを読むことができま。特に、オープンソースプロジェクトであってもGoogleなどのように、(スキルの高い同僚による)レビューを経たコードでなければチェックインさせないことで、高い品質を保っているものが参考になると思います。

本当は、仕事で読む会社のコードで学べると良いのですが、現実は難しいです。
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