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最初の言語(Your First Language) [プログラマー現役続行]

Apprenticeship Patterns: Guidance for the Aspiring Software Craftsman

Apprenticeship Patterns: Guidance for the Aspiring Software Craftsman

  • 作者: David H. Hoover
  • 出版社/メーカー: Oreilly & Associates Inc
  • 発売日: 2009/10/21
  • メディア: ペーパーバック

私自身が始めて学んだプログラミング言語は、Fortranでした。1978年4月に大学に入学して、すぐにプログラミングのコースがあったと記憶しています。大学の計算機センターでプログラミングをして、結果はプリンターに出てくるという、非常にゆったりとした時代でした。その時、購入したFortranのテキストは、今でも持っています。

本書の「最初の言語(Your First Lanauge)」では、新たな言語を学ぶ上でのRalph Johnson氏の助言として、次のように引用されています。
質問:誰かが異なった考え方を学びたいとしたら、どれを選びますか。Ruby、Python、Smalltalk?

回答:私はSmalltalk を選びます。しかし、何を選ぶかは問題ではありません。あなたは、あなたの周りの人に基づいて言語を選ぶべきです。それらの言語の1 つを好きな人をあなたは知っていますか。その人と定期的に話をすることができますか。いっそのこと、その人とプロジェクトを行うことができますか。

言語を学ぶはるかに最善の方法は、その言語の専門家と一緒に仕事をすることです。あなたが知っている人々に基づいて、あなたは言語を選ぶべきです。1人の専門家で十分ですが、あなたは1 人は必要とします。最善の環境は、その言語を使用しているプロジェクトで専門家と一緒に定期的に働ける環境です。たとえ、それが毎週木曜日の夜だけだとしてもです。あなたが自分のプロジェクトに取り組んでいて、週に2 回昼食時にその専門家にコードを見てもらえば、非常に良いです。

独学で言語を学ぶことは可能ですが、専門家と交流しなければ、言語の精神を学ぶには長い時間を要します。
– Ralph Johnson、言語を学ぶことに関して
社会人となって、職場で新たなプログラミング言語を学ぶ必要があると思います。その場合に、誰もがその言語を使用しているでしょうが、その中で、その言語の専門家と言えるような人を見つけるのは、新人には難しいかもしれません。場合によっては、周りには、専門家と言えるような人はいなくて、みんな初心者本で勉強した程度でプログラミングしているかもしれません。
この項目「最初の言語」では、使用している言語については、次のように書かれています。
行動
あなたの言語の仕様を手に入れ、それを読んでください。言語によっては、出版されている本を選ぶのと同じぐらい簡単です。他の言語では、文法だけしか入手できないかもしれません。さらに他の言語では、唯一の仕様書が言語の実装の中にしか存在しないかもしれません。その場合には、言語仕様を書いてみることに挑戦することも検討してみてください。
言語仕様が難しければ、いわゆる『プログラミング言語XX』(『プログラミング言語Java』や『プログラミング言語Ruby』)などのバイブル本は、読む必要があります。
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