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Love It or Leave It [プログラマー現役続行]

The Passionate Programmer: Creating a Remarkable Career in Software Development (Pragmatic Life)

The Passionate Programmer: Creating a Remarkable Career in Software Development (Pragmatic Life)

  • 作者: Chad Fowler
  • 出版社/メーカー: Pragmatic Bookshelf
  • 発売日: 2009/07
  • メディア: ペーパーバック

項目10「Love It or Leave It」では、情熱を持てる仕事をすべきだと述べられています。

著者がインドへ移った際に、そこには多くの情熱を持ったソフトウェア技術者が多くいるだろうと期待していたが、給与をもらうだけの技術者が圧倒的に多く、非常に情熱的なソフトウェア技術者は数名だけであり、落胆したと述べています。そして、それは、実は米国でも同じだと。

日本でも同じ状況ではないかと思います。そして、おそらく、中国でも。その業界には仕事があるとか、(日本ではなくインドや中国では)給与が高いなどの理由で、趣味でプログラミングしたこともないのに、ソフトウェア業界へ就職してしまい、ある程度仕事をこなせるようになれば、あとは給与がもらえれば良いという程度の情熱しか持ち合わせていない人が圧倒的に多いのだと思います。

この項目のタイトル「Love It or Leave It」(情熱を持ちなさい、さもなければ、去りなさい)は、ちょっと過激ですが、重要なメッセージを伝えていると思います。
If you think about the biographies you read or the documentaries you watch about the greats in various fields, this same pattern of addictive, passionate behavior surfaces. Jazz saxophone great John Coltrane reportedly practiced so much that his lips would bleed.

Of course, natural talent plays a big role in ability. We can't all be Mozart or Coltrane. But, we can all take a big step away from mediocrity by finding work we are passionate about.

様々なフィールドにおける偉人に関して読んだ伝記や見たりしたドキュメンタリーについて考えれば、夢中になって情熱的な行動をしているという同じパターンが見られます。ジャズのサクスホーンの偉大なジョン・コルトレーンは唇から出血するほど練習したと伝えられています。

もちろん、生まれつきの才能は、能力において重要な役割を果たします。私達が全員、モーツアルトやコルトレーンにはなれません。しかし、情熱を持てる仕事を見つけることで、私達全員が平凡な状態から決別できるのです。
やはり、「好きこそ物の上手なれ」(Love It)だということです。そして、このような情熱を持ったソフトウェアエンジニアの集団を作るのは容易ではありませんが、地道に作り上げていく必要があります。その際には、ソフトウェア開発が好きでない、あるいは、好きになれない人は去ってもらう(Leave It)必要があります。(「継続した学習とプログラミングの楽しみ」「開発チーム(組織)の成長」
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