SSブログ

部下に伝えることの大変さ [転職]

1984年4月に就職してから現在までに、3回転職しています。会社の上司に対して退職の意志を伝えて、退職が決まれば、部下に伝えます。上司に伝えるのは簡単なのですが、問題は部下に伝えることです。1回目の転職では、部下はいなかったので良かったのですが、2回目と3回目は部下がいました。

2回目の時は部下を集めて、退職する旨を伝えたのですが、非常にショックだという感情が表情から読み取れる人がいました。この時の経験から、退職することを上司に伝えるよりも、部下に伝えることの方が大変だと思ったのです。3回目の時は、部下4人に退職の旨を伝えた時のことは、実はあまり覚えていません。

若い人の場合、退職することを伝える部下を持っていることは少ないでしょう。それでも、OTJトレーナーとして一人の後輩の面倒を見ているかもしれません。以前、部下の一人が退職することになった時、彼女が面倒を見ている新人に対しては、自分で退職することを伝えてくださいとお願いしたことがあります。意地悪でそうしたのではなく、今回だけでなく将来も転職するかもしれない彼女に、部下に伝えることの大変さを経験してもらいたかったのです。

私自身は、自分が転職してきた側なので、幸か不幸か上司が転職したという経験はありません。良い上司であればあるほど、上司が転職することで受けるショックは大きいと思います。しかし、そのショックを受けないように退職の意志を伝えるのは不可能だと思います。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0