SSブログ

デフォルトのHTMLファイルの変更 [Google Web Toolkit]

Google Web Toolkitの正式リリース版は、バージョン1.4(1.4.62)であるが、バージョン1.5としてRC1(Release Candidate 1)が公開されている。

GWTはオープンソースプロジェクトであるため、ソースコードを取ってきてビルドすることができる。MacOS 10.5では、最新のJava環境はJava 6であるが、残念ながら、Java 5にしないとGWTShellの起動ができない。RC1では起動時にネイティブライブラリーをロードできないエラーになっていたが、昨夜、最新のソースコードからビルドしてみると、Java 6では起動できない旨のエラーメッセージが表示された。

書籍『Google Web Toolkitソリューション』(7月10日頃発売予定)の最初の例題LoginStart用のEclipseプロジェクトを作成してみた。

% applicationCreator -eclipse LoginStart com.gwtsolutions.client.LoginStart
% projectCreator -eclipse LoginStart

生成されたLoginStart.htmlを覗いてみると、次のように<body>の中が単純化されている。

  <!--                                           -->
  <!-- The body can have arbitrary html, or      -->
  <!-- you can leave the body empty if you want  -->
  <!-- to create a completely dynamic UI.        -->
  <!--                                           -->
  <body>

    <!-- OPTIONAL: include this if you want history support -->
    <iframe src="javascript:''" id="__gwt_historyFrame" tabIndex='-1'
        style="position:absolute;width:0;height:0;border:0"></iframe>

  </body>

applicationCreatorで生成されたLoginStart.javaを見てみると、直接ルートパネルへウィジェットを追加するコードになっている。バージョン1.4までは、ルートパネルへ直接追加するためには、生成された.htmlファイルから不要なコードを削除する手間があったが、バージョン1.5ではその手間を必要としない。

ヒストリー用の<iframe>を特に削除する必要もないので、GWTだけのウェッブベージを開発することを学習するには、分かりやすくなっている。

実際に、LoginStartとLoginCSSをホームページにインストールしてみた。

LoginStart
LoginCSS

上のリンクをクリックして、開いたウェブページのソースを表示するとGWT1.5で生成された.htmlファイルの内容をみることができる。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0