書籍『The Go Programming Language』(4) [golang]
The Go Programming Language (Addison-Wesley Professional Computing Series)
- 作者: Alan Donovan
- 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
- 発売日: 2015/11/23
- メディア: ペーパーバック
発売まであと3か月を切りましたが、この英語版を使用した社内教育を検討しています。英語のテキストでの社内教育を実施したことはないですが、今の時代、そのくらい行ってもよいかと思っています。
プログラミング言語の社内教育をする場合、内容だけでなく、練習問題がどれだけあるかが重要となります。Java研修で使用している『プログラミング言語Java第4版』やJava 8研修の『Javaプログラマーなら習得しておきたい Java SE 8 実践プログラミング』では、100問以上の練習問題があり、受講生はプライベートの時間に練習問題のプログラミングに取り組みます。
では、このAlan DonovanとBrian Kernighanの共著である『The Go Programming Language』にはどれだけのプログラミングの練習問題があるかということになります。以下が、各章ごとの練習問題の数です。
Chapter 1 Tutorial (12問)
Chapter 2 Program Structure(5問)
Chapter 3 Basic Data Types(13問)
Chapter 4 Composite Types(14問)
Chapter 5 Functions(19問)
Chapter 6 Methods(5問)
Chapter 7 Interfaces(18問)
Chapter 8 Goroutines and Channels(15問)
Chapter 9 Concurrency with Shared Variables(6問)
Chapter 10 Packages and the Go Tool(4問)
Chapter 11 Testing(7問)
Chapter 12 Reflection(13問)
Chapter 13 Low-Level Programming(4問)
全部で135問であり、妥当な数の練習問題だと思います。ただし、やさしい問題もありますが、難しい問題も多いです。
教育コースを実施する上で、一番の問題は、受講生に求めるスキルレベルです。テキストの内容と練習問題を見ても、明らかにプログラミングの初心者向けではありません。何らかのオブジェクト指向プログラミング言語の知識や経験がない人には、難しいかもしれません。
社内研修を行うとしても、予習と練習問題のプログラミングは、すべてプライベートの時間に行うというJava研修と同じ形式になるでしょうから、そもそも、テキストが英語で、業務で使用していないプログラミング言語の研修にどれだけ応募者があるかは、ちょっと疑問です。
2015-09-06 15:20
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