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採用面接 [プログラマー現役続行]

前職(富士ゼロックス情報システム)では、昨年までの数年間、新卒新人の1次採用面接を行っていました。一回に、3人から4人のグループ面接を行っていました。

面接では、プログラミングの経験を聞くのですが、大体があまり経験がないということが多かったです。本当は、プログラミングの問題を出して、その場でホワイトボードに書いて解いてもらうことをしないと、経験があると言われても確認できないです。しかし、そのような面接は一度もしたことなく、たぶん、行っても時間の無駄だったかもしれません。

私自身は、4回転職しており、多くの会社の中途採用面接を受けています。ソフトウェアエンジニアとして、採用するにも関わらず、今の会社も含めて、過去勤めた会社でプログラミングの問題を出されたことはないです。私が中途採用の面接官ならするのですが。開発の現場でプログラミングも含めた開発をしている人が面接官ではないので、そのようなプログラミングの問題を聞いたりしないのだと思います。

拙著『プログラマー現役続行』に述べている「strlen()関数をループ構文なしで記述しなさい」や「C++のvirtualの意味を説明しなさい」は、7、8年前に、某ベンチャー企業での採用面接で出された問題です。

プログラミングの問題だけでなく、どのような本を過去読んできたかとか、今読んでいる本は何かと聞くことにより、その人の自己学習に対する傾向を知ることができます。実は、中途採用の場合には、本人の自己学習の傾向や習慣を知ることで、経験の少ない技術領域の開発に対しても、きちんとキャッチアップできるかどうかの目安になったりすると思います。
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