現場に留まる(Stay in the Trenches) [プログラマー現役続行]
Apprenticeship Patterns: Guidance for the Aspiring Software Craftsman
- 作者: David H. Hoover
- 出版社/メーカー: Oreilly & Associates Inc
- 発売日: 2009/10/21
- メディア: ペーパーバック
現場に留まる(Stay in the Trenches)より、
The offer of a promotion will test whether you have Sustainable Motivations and are willing to walk The Long Road. Most people equate promotion into management with success. They assume that taking a promotion into management is a no-brainer, a sign that you are on the right path. Aspiring craftsmen must not be fooled into believing that they will remain a “technical manager” for long. As Pete McBreen wrote, “as soon as a person stops practicing, her mastery fades.” Every day that you are not programming is another step away from becoming a journeyman.ソフトウェア開発の現場に留まり、実際にソフトウェア開発を継続しようとしても、会社内での昇進が、実際の現場から離れることを意味し、それが正しいキャリアだと思われたりするのは、日本でも米国でも変わりないようです。
昇進の提示は、あなたが持続可能なモチベーション(Sustainable Motivations)を持っていて、長い道のり(The Long Road)を歩むのに前向きか否かを試すでしょう。ほとんどの人々は、管理職への昇進は成功と見なします。彼らは、管理職への昇進は、考えるまでもなく、あなたが正しい道を歩んでいるしるしだと見なします。意欲的な職人は、長い間「技術マネージャ」のままでいられると、だまされて信じてはいけません。Pete McBreen が書いているように、「人が実践することを止めるとすぐに、彼の熟達は衰えていきます」。プログラミングをしない一日一日が、ジャーニーマンになることから1 歩ずつ遠ざかることなのです。
私自身も、40歳代は、つくづく同じことを感じた10年間だったと思います。自分でもソフトウェア開発をしてきていたのですが、管理職としての業務やミーティングなどのために、ミーティングの合間にプログラミングするとか、休日出勤※1してプログラミングしたりしていました。
※1 休日出勤してプログラミングするのは、若い頃からでした。誰もいないので集中してプログラミングできる環境が好きでした。
転職して今はどうかというと、管理職でないことは確かです。しかし、私自身が設計・実装・デバッグというソフトウェア開発そのものを日々行っている訳ではありませんので、開発の現場に留まっているとは(私の感覚からは)言えないと思っています。
アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得 (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Dave H. Hoover
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
2010-01-04 08:17
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0