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ソフトウェアの世界は止まらない [プログラマー現役続行]

ソフトウェアの世界は止まることを知らないです。常に、新しいことが起きています。たとえば、新たなプログラミング言語GoがGoogleからオープンソースとして、リリースされています。

http://golang.org/

この止まることを知らない世界で、新たな事柄の学習を、会社が教育という形態で行ってくれることを期待しても無理です。むしろ、期待しては駄目です。

一方で、社会人になったばかりの若手に対しては、継続した学習の重要性を理解してもらうのと、基礎的な事柄を習得してもらうために、勉強会や「プログラミング言語Java教育」への強制参加、日々の開発でのコードレビューを含む指導など様々なことを、前職では行ってきました。

現在の会社でも若手(入社三年以内)を対象として「プログラミング言語Java教育」を実施するための準備をしています。かなりきつい教育コースであることは、このブログにも何度か書いていますが、やはりこれから自分を成長させたいと思っている若い人の中には、参加したいと言っている人が多いです。

このような場合に、よく話題になるのは、自分で継続して学習する習慣を持つことなく中堅になった人をどうするかということです。あるいは、そのような人達から「自分達への教育も考えてもらいたい」という発言を聞いたりします。しかし、私の今までの経験から言えるのは、そのような人たちへの教育を計画して実施しても効果は少ないということです。

ソフトウェアの世界では学ばなければならない事柄は膨大にあります。したがって、基本は本人が自主的に学習を継続することです。継続した学習の習慣を身に付けていない人への教育は、焼け石に水となる可能性が高いです。

自分で学習する気があれば、多くの良書がありますし、多くのソフトウェアが今日では無料で入手可能であり、いくらでも学ぶことができます。しかし、それらの良書を読むとか、新たなプログラミング言語を学ぶというのは、会社で行ってもらうことではなく、自分の時間を使って行うものです。(「Practice, Practice, Practice」

そうは言っても、これからは学習をしていきたいという中堅の人達には、対象が入社三年以内という条件を無視して「受講したい」と申し込んでくれることを期待しています。

※ Goというと、私は、PenPointを思い出してしまいます。Go社は、1990年代前半に存在したベンチャー企業で、PenPointというソフトウェアを開発していました。

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