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Don't Live with Broken Windows [プログラマー現役続行]

仕事で私自身が他の人のコードをレビューするようになったのは10年ぐらい前からです。レビューを受けている担当者が他の人から引き継いだ場合もありますし、最初からその人が書いた場合もあります。

ソースコードというのは、詳細にどれだけ注意を払って書かれているか、逆に、不注意に余分なことが書かれているかによって、書いた人のレベルが分かったりします。

実際のレビューでは、「ここの部分は、なぜ、こうなっているのですか?」と聞いた場合に、「他の人のコードをコピーしてきただけなので、分かりません」という回答があったりします。あるいは、「参考にしてくださいと見せられたコードがそうなっていたので、それがルールだと思っていました」とか。

言い換えると、仕事でソフトウェアを開発している場合には、自分が書いたソースコードは、誰かに真似されることがあるのです。したがって、出来る限りきちんと書いておく必要があります。残念ながら、きちんと書いていても、詳細を理解することなくコピーして修正(改悪)してしまう人がいます。

コードレビューの際に、「あなたが他の人のコードを真似(参考に)したように、あなたが書いたコードを誰かが将来また真似(参考に)する可能性はあります。悪いコードを真似されるよりは、良いコードを真似される方が良いので、この際、書き直してください」と指導したこともあります。

他人が書いたコードでも、そのコードを引き継いだ場合には責任がありますので、悪い部分は修正していく必要があります。
ヒント4: 割れた窓を放置しておかないこと
Don't Live with Broken Windows
しかし、割れていると認識できるレベルに自分の技量を高めないと、割れている窓は、割れていないように見えてしまいます。

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