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Lead or Bleed [プログラマー現役続行]

The Passionate Programmer: Creating a Remarkable Career in Software Development (Pragmatic Life)

The Passionate Programmer: Creating a Remarkable Career in Software Development (Pragmatic Life)

  • 作者: Chad Fowler
  • 出版社/メーカー: Pragmatic Bookshelf
  • 発売日: 2009/07
  • メディア: ペーパーバック

一度読んだのですが、読み返しています。

項目1「Lead or Bleed」では、技術への投資というのは、通常の投資と同じようにハイリスク・ハイリターンもあれば、ローリスク・ローリターンもあるということです。Java言語に関しては、それが登場した当時(1995年~1996年)に関しては、次のように述べられています。
If you were looking at the state of the industry at that time, as Sun was, you may have seen something special in Java. You may have had a strong feeling that it was going to be big. Investing in it early would make you a leader in a big, upcomping technology trend.
実際、私自身も興味を持ってJavaに取り組み始めたのは、1996年の夏で、まだJDK 1.02の頃です。それから、ずっとJavaの変遷を見てきた訳ですが、インターネットもまだ今日のように普及していなかったこともあったのだと思いますが、当初は急速には広まりませんでした。

そのおかげ(?)で、Java関連の雑誌の記事を書いたり、『プログラミング言語Java 第3版』の翻訳から始まって色々と翻訳しました。さらに、『プログラミング言語Java 第4版』、『Java Puzzlers 罠、落とし穴、コーナーケース』、『Effective Java 第2版』では、英語原著のレビューにも参加させてもらったり、『Java 2 Standard Edition 5.0 Tiger 拡張された言語仕様について』を執筆したりと、非常に大きなリターンを得たと思っています。

一方で、技術投資が失敗に終わる場合もあるということで、BeOSの技術獲得への投資が書かれています。つまり、最初は有望だと思われていたにもかかわらず、消え去ってしまった技術です。

一方で、古いレガシーの技術で作られたシステムが、新たな技術へ移行する場合には、「技術ホスピス」(technology hospice)が求められるということで、古い重要なシステムをサポートできる最後のエンジニアという立場になれば、それはそれで仕切ることができるようになると述べられています。そして、次のようにまとめられています。
Both ends of the technology adoption curve might prove to be lucrative.

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