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技術書の間違いに気付いたら [プログラマー現役続行]

「ぐるなび」社内の勉強会で『ベタープログラマ』を読んでおられて、今までに多くの間違いを指摘していただきました。


出版までに間違いをできるだけ少なくするように出版社も含めて努力をしていますが、どうしても誤字脱字だけでなく、技術的間違いを見落とすことがあります。

「ソフトウェアエンジニアの心得」と題した講演や教育では、「技術書には間違いがあると思って読んでください」と話しています。そして、技術的間違いだと思ったら、出版社や著者に問い合わせてくださいとも話しています。技術的間違いに関しては、大きく分けて次の二つに分類されます。
  • 確かに技術的に間違っている
  • 読者の知識不足あるいは勘違いにより間違いではない
どちらであっても、問い合わせて損することはありません。技術的に間違っていたら、著者や出版社から感謝されますし、著者によっては正誤表に名前を掲載して、感謝してくれます。正誤表に名前を掲載してくれる例としては、『The Go Programming Language』の正誤表(こちら)があります。まれですが、増刷ごとに本の中の謝辞に追加してくれる場合もあります。『Elements of Programming』は増刷ごとに謝辞が追加されています(正誤表はこちらです)。一方、指摘事項が実は間違いではなく、読者の知識不足や勘違いの場合、なぜ間違いではないかという回答をもらえば、自分自身の知識を修正することができます。

ただ、残念ながら間違いに気付いても連絡する人はそれほど多くはないようです。問い合わせ先を調べないといけないし、特に誤字脱字だと「まあ、いいか」となりがちです。結果、私の翻訳本に関しては、間違いの指摘をしてくれる人達の多くが、私の知り合いです。知り合いではない読者からの問い合わせや連絡は、非常に少ないです。

少し面倒かもしれませんが、技術書を読まれて間違いや誤字脱字に気付かれたときは、出版社、著者、翻訳者へ連絡していただければと思います。

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