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言語研修と練習問題 [プログラマー現役続行]

長年『プログラミング言語Java第4版』をテキストの一部としてJava研修を実施しています。また、『Javaプログラマーなら習得しておきたい Java SE 8 実践プログラミング』を用いたJava8研修も三回実施しました。

どちらの書籍にも練習問題がそれぞれ100問以上あります。研修の受講生は、それらの練習問題全部に取り組みプログラミングしてくることが求められています。来年2月から開講予定のGo言語研修ではテキストとして『The Go Programming Language』を使用します(実際には翻訳原稿)。そして、この本にも練習問題が100問以上あり、すべてプログラミングしてもらうことになります。

技術書を一人で黙々と学習する場合と、研修で学習する場合の大きな違いの一つは、全部の練習問題のプログラミングに取り組み続けられるということです。私もそうですが、一人で技術書を学習している時は、技術書に練習問題があっても、それをプログラミングして解くことは少ないです。

一人で学習する場合とは異なり、研修受講生は全員が同じ練習問題に取り組んでいるという状況が、結果として個々の受講生がプライベートの時間(休日など)に取り組み続けられるモチベーションになっているのだと思います。研修日には、全員の解答のコードを確認することはできませんが、他の受講生の解答を見ることで得ることも多いと思います。