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第3回Java研修OB・OG懇親会を開催しました [研修OB・OG懇親会]

4月18日(土)に、今年で第3回となるJava研修OB・OG懇親会を開催しました。昨年の第2回は、横浜キリンビール工場見学と懇親会でした。今回は、次のような2部構成としました。

  第1部 15:30〜17:20 技術セッション (みなとみらい)
  第2部 18:00〜20:00 懇親会(横浜中華街)

技術セッションでは、Java研修の修了生の一人が勤務しているAtlassianのオフィスで開催しました。
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Atlassian社のご厚意で場所を提供していただいたのですが、技術セッションが始まる前にオフィスを案内をしてもらい、0次会のビールも提供してもらい、ビールを飲みながら技術セッションを始めました。

技術セッションは、以下の3部構成としました。

[1] Atlassian社の技術・製品紹介(by Java研修修了生)
[2] Skeed社の技術・製品紹介(by Java研修修了生)
[3] Java研修の振り返り(私)

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第1部の終了後は、横浜中華街へ移動して、懇親会を開催しました。懇親会だけ参加した人もいて、総勢27名の懇親会でした。今回は、10年振りぐらいに会った受講生もいたり、今年修了生となった人もいたりして、楽しい交流会になったと思います。次回は、来年です。

デバッグを支える知識(2) [プログラマー現役続行]

デバッグの基本的な方法については、「デバッグの科学的手法」に説明しています。それに関連して、デバッグでは、正しい知識を持っていることが重要であると「デバッグを支える知識」で述べています。

デバッグにおいては、知らない部分を適当にきっとこうだろうと断定して進めるのは危険です。たとえば、fopenとfreadを使用して1バイトをハードディスク上のファイルから読み込むことを考えてみてください。この場合、具体的にどのように読み込まれるかの仕組みを知らないのに、「最初の1バイトの読み込みでハードディスクから1バイトだけ物理的に読み込まれる」と仮定するのは非常に危険です。

この場合、ハードディスクからOSを経由してどのようにして読み込まれるのか知らないのであれば、「どのような仕組みで読み込まれるか分かっていません」という認識することが重要です。つまり、分かっていないからさらに調べたり学習したりする必要があるということを認識していることなります。

正しい知識を持たない部分を「きっとこうだろう」と間違った仮定をいつも繰り返していては、ソフトウェアエンジニアとしては成長しません。きちんとした学習をせずに知識がないにもかかわらず、思い込みでデバッグすることは、避けなければなりません。