ソフトウェアエンジニアと英語力(4) [英語]
(前回のつづき)
この書籍は、前半は、コンピュータの仕組みを学ぶ内容となっています。それも、トランジスタから始まって、基本的なANDやOR回路、フリップフロップ、メモリ回路、ALUなどを順次説明していき、最後は、16ビットのコンピュータの回路まで説明していくというものです。練習問題も多く、勉強会では、基本的にすべての練習問題に取り組んでもらいました。
この勉強会は、私が属する事業部に配属されたその年の新卒新人は全員必須でした。さらに、週に3回も開催していたので、予習が追いつかないという状況だったようです。それで、途中から、週1回に変更しました。
書籍の前半が終わった時点で、後半への参加は、必須ではなくしました。後半は、C言語が解説してあります。しかし、C言語の単なる説明ではなく、コンパイルするとどのような命令が生成されるかや、関数呼び出しでスタックはどのように使用されるのかとかが解説されています。後半も、練習問題をすべて行いながら勉強会を続けました。
結局、この書籍の勉強会は、約3年を要しました。しかし、参加者は、コンピュータの基礎を学んだだけでなく、英語の専門書を一冊読むことを経験してもらったことになります。この本の改訂版が出版されたら、もう一度勉強会をやってもよいかなとは思っています。
(つづく)
Introduction to Computing Systems: From Bits & Gates to C & Beyond (Computer Engineering)
- 作者: Yale Patt
- 出版社/メーカー: McGraw-Hill Science/Engineering/Math
- 発売日: 2003/08/05
- メディア: ハードカバー
この書籍は、前半は、コンピュータの仕組みを学ぶ内容となっています。それも、トランジスタから始まって、基本的なANDやOR回路、フリップフロップ、メモリ回路、ALUなどを順次説明していき、最後は、16ビットのコンピュータの回路まで説明していくというものです。練習問題も多く、勉強会では、基本的にすべての練習問題に取り組んでもらいました。
この勉強会は、私が属する事業部に配属されたその年の新卒新人は全員必須でした。さらに、週に3回も開催していたので、予習が追いつかないという状況だったようです。それで、途中から、週1回に変更しました。
書籍の前半が終わった時点で、後半への参加は、必須ではなくしました。後半は、C言語が解説してあります。しかし、C言語の単なる説明ではなく、コンパイルするとどのような命令が生成されるかや、関数呼び出しでスタックはどのように使用されるのかとかが解説されています。後半も、練習問題をすべて行いながら勉強会を続けました。
結局、この書籍の勉強会は、約3年を要しました。しかし、参加者は、コンピュータの基礎を学んだだけでなく、英語の専門書を一冊読むことを経験してもらったことになります。この本の改訂版が出版されたら、もう一度勉強会をやってもよいかなとは思っています。
(つづく)
2014-10-24 04:59
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