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あれからすでに10年 [時の流れ]

『Software Craftsmanship』を読んだのは、10年前の2002年3月です。

Software Craftsmanship: The New Imperative

Software Craftsmanship: The New Imperative

  • 作者: Pete McBreen
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 2001/08/23
  • メディア: ペーパーバック

この本を読んだのをきっかに、もう一度、開発の現場に戻りたいと思い、私にとって2度目となる米国駐在を受け入れました。妻と二人で米国に向かったのが2002年8月20日です。42歳でした。

しかし、二ヶ月もせずにプロジェクトは中止となり、2002年11月の今頃は、特に日本から指示される仕事もなく、毎日会社に行っては、私が仕様を作成したC++用のライブラリのプログラマーズガイドを作成していました。翌年の1月末に帰国するまで、このプログラマーズガイドの執筆以外の作業を行った記憶はないです。

2002年11月には、妻と二人で西海岸を訪れて、その時初めて、Joshua BlochやNeal Gafterに会って話をしました。その時の写真が『プログラマー”まだまだ”現役続行』に掲載されている写真(p.47)です。

開発の現場に戻るということは、帰国後6年間従事したプロジェクトで実現したのですが、最近4年間は満足できるような開発が自分自身ではできていない状況です。