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Java研修 (2) [プログラミング言語Java教育]

きっかけ

1998年5月に富士ゼロックス情報システム社へ転職した頃は、特に技術教育をするということは私自身はあまり考えていませんでした。一方で、社内のエンジニア向けの技術教育は、そのほとんどが有料の外部の教育コースを用意していますということになっていました。

社員が社員に対して技術教育をするような制度を整えるべきだと技術教育を担当していたグループに提案して、まず最初に私が行いますということで始めたのがJava研修です。

社内で募集を行い、研修場所としては親会社である富士ゼロックス社の新百合ヶ丘にある研修施設を借りて始めることになりました。その後、第10期まで続いた研修は、その同じ施設を借りて行いました。

第1期生に、テキストとして会社で購入して配布したのが英語版の『The Java Programming Language, Third Edition』でした。もちろん、英語で読んで予習できるはずありませんので、実際には私が翻訳を行っていた翻訳原稿を使用して教育を始めました。