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Java研修 (1) [プログラミング言語Java教育]

2000年から行っているJava研修ですが、その概要、生い立ち、教育内容の変遷などを何回かに分けて書いていきます。

目的

  • 一人では読みこなせない書籍の学習を通して、最初の言語(Your First Language)として、Java言語を体系的に修得
  • 自分の時間を投資する学習
  • 自分の時間で「練習、練習、練習」(練習問題やGUI課題をこなす)

予習

  • 予習範囲を事前に学習し、不明点を質問表としてまとめる
  • 予習範囲の練習問題およびGUI課題のプログラミングを事前に行う

教育当日

  • 質問表に沿った解説、および、練習問題・GUI課題の確認を行う
  • 月に1回(1日)開催し、年12回で終了する

定員

  • 12名

テキストは、現在は以下の3冊です。

プログラミング言語Java 第4版

プログラミング言語Jav a第4版

  • 作者: ケン・アーノルド
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本

Effective Java 第2版 (The Java Series)

Effective Java 第2版 (The Java Series)

  • 作者: Joshua Bloch
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2008/11/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

Java 2 Standard Edition 5.0 Tiger―拡張された言語仕様について

Java 2 Standard Edition 5.0 Tiger―拡張された言語仕様について

  • 作者: 柴田 芳樹
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 単行本

これらの書籍は全部合わせると1,000頁以上になります。したがって、一人ではなかなか読みこなせないですが、教育を受けることで一年間で読み通してもらいます。それも、業務時間ではなく、自分のプライベートな時間を使って読んでもらいます。

実際のプログラミング課題としては『プログラミング言語Java第4版』の練習問題すべてとGUI課題である「デジタル時計」を作成してもらうことで、プライベートな時間に「練習、練習、練習」を行ってもらいます。『プログラミング言語Java第4版』の一部の問題(interpret)は、GUIで作成してもらいます。

ソフトウェア開発では、会社での開発現場でプログラミングの練習をしている人が圧倒的に多いです。それも製品のソフトウェア開発でです。しかし、そのような業務としての開発だけの練習では、業務で使ったことがない機能は、それが簡単なことであっても難しく感じたりします。この研修では、リフレクションも含めて一通り学習と練習を行ってもらいます。人は、一度使ったことがある技術は、簡単に思えるものです。そのために、「練習、練習、練習」を行ってもらいます。