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技術書の翻訳(3) [技術書の翻訳]

2000年に『Javaリアルタイム仕様』を出してから、今年出した『Android SDK開発クックブック』でちょうど10冊目となります。翻訳作業は、会社の業務ではなく、私的な活動として主に自宅で出社前に行っていて、時には外で喫茶店などで行うこともあります。

翻訳作業といっても、翻訳するだけでなく、組版までを私自身が行っています。最初に出した『Javaリアルタイム仕様』『プログラミング言語Java第3版』の2冊とオライリーからの『アプレンティスシップ・パターン』は、出版社が組版を行っています。私自身で組版を行うようになったのは『Effective Java プログラミング言語ガイド』からです。そのため、索引作りまで自分自身で行っています。

組版まで行うことで、私自身が費やす時間が長くなってしまいますが、校正作業はすべて手元で行うことができます。組版を行うようになった最大の理由は校正作業です。出版社に組版をお願いする場合、校正作業に時間を要するため、全部自分で行うようになりました。

また、翻訳作業全体は、私一人ではなく、翻訳原稿をレビューしてくださっている知人達と妻に支えられて行っています。

『アプレンティスシップ・パターン』『プログラミング原論』『Android SDK開発クックブック』と3冊連続して途中休むこともなく翻訳を続けた後、ここ数ヶ月は休憩状態が続いていました。そして、これからの2年間は、今日時点ではまだ出版されていない3冊の技術書の翻訳を行う予定です。