自分の成長なくして部下を育てられる人はいない

日経ビジネスオンラインの記事「“自分を超える”後継者を作らずに成長はない」の原田泳幸氏の言葉です。

後継者作りも大事です。ここで勘違いしてほしくないのは、自分の成長なくして部下を育てられる人はいない、ということです。自分は成長せずに部下を育てるとなると、無意識に「自分の地位が脅かされる」と思ってしまう。そういう人は、若い人材が成長するうえでの障壁になりかねません。自分が成長して初めて部下が育つ。けれども、日本の人事制度で育った人には「後継者作りが仕事である」という意識が希薄です。ここが、私は企業競争力の大きな違いになっていると思います。

原田泳幸

ソフトウェア技術者にも同じことが言えると思います。自分が技術者として成長しないで、部下の若手技術者を育てられる人はいないです。そして、成長しない上司の下で働くと若手技術者も成長しなくなってしまい、企業としては悪循環に陥る可能性が高まります。