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リーダはコードに関心を持つ [プログラマー現役続行]

ソフトウェア開発組織において、開発のリーダが現場で書かれたコードに関心を持たない場合、実際に書かれているコードの質を知ることはできません。

関心を持つということは、実際に自分でコーディングしなくても、以下のことを行ったりすることだったりします。
  • コードレビューにレビューアとして参加する
  • レビューに参加しなかったとしても、(Subversionなどの)ソースコードコントロールからソースコードを取り出して、実際に書かれたコードを見たりして、問題があれば担当者に指摘する。
  • ソースコードのコミット状況を調べて、怪しげなコミットがされていたら、その内容を調べてみて、問題がないか確認する。
この場合のリーダは、単なるチームリーダやグループリーダだけでなく、いわゆる組織長である部門長ぐらいまでを指します。当然、部門長であれば対応方法も異なります(つまり、きちんとコードを書かせるにはどうすべきかということを検討して指示したりとか)。

要は、ソフトウェア開発組織全体が書かれたコードの品質に関心を持っているというメッセージが、日々の活動の中で多かれ少なかれ実際にコードを見て品質を確認することで、伝達されていることが重要です。