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一年間の在宅勤務 [プログラマー現役続行]

2020年2月18日から在宅勤務(WFH:Work From Home)を始めて、ちょうど一年が経過しました。この一年間、一度も会社には出社していませんし、最も大きな出来事は、2020年6月20日(土)に急性心筋梗塞で緊急搬送され、カテーテル治療で一命を取り留めたことです。

急性心筋梗塞になる以前と以降では、同じ在宅勤務であっても大きく変わりました。心筋梗塞になる前は、朝食後に仕事を始めて、昼食、そして夕方には仕事を終えるという生活でした。

6月27日(土)に退院してからは、週に2回か3回の心臓リハビリテーションで午後1時から4時まで外出するようになりました。心臓リハビリテーションがない日は、朝食後1時間ほど経過してから自宅でエアロバイクを30分行い、その後、シャワーを浴びるという生活を送っています。11月からは心臓リハビリテーションも週に1回となったので、自宅でのエアロバイクが主となっています。在宅勤務でかつ柔軟な勤務が許されていなければ、心臓リハビリテーションに通うのも難しかったはずです。

生活パターン

心臓リハビリテーションがない日は、次のような感じです。
  • 4時前後に起床して、柔軟運動やラジオ体操
  • 5時:仕事始め
  • 7時30分〜8時15分に朝食休憩
  • 9時〜10時10分:エアロバイク・シャワー休憩
  • 11時30分〜12時15分:昼食休憩
  • 17時30分:仕事終わり
  • 20時30分:就寝
心臓リハビリテーションがある日は、次のような感じです。
  • 4時前後に起床して、柔軟運動やラジオ体操
  • 5時:仕事始め
  • 7時00分〜8時15分:シャワー・朝食休憩
  • 11時30分〜12時15分:昼食休憩
  • 13時〜16時:心臓リハビリテーション
  • 17時30分:仕事終わり
  • 20時30分:就寝
食事やエアロバイク、それに心臓リハビリテーションなどは、勤怠としては細かく休憩時間として申請しているので、心臓リハビリテーションがある日はほぼ8時間労働で、そうでない日はほぼ10時間労働です。

金曜日は、企業向けの技術研修を行っていることが多いので、その場合は、9時30分〜17時30分が研修となります。そのような日は、早めに朝食を取ってエアロバイクをしたり、あるいは、エアロバイクをしなかったりです。
※ 「複業を20年」の「2. 技術教育や講演」を参照してください。

最も良かった点

在宅勤務で最も良かった点は、何と言っても通勤時間がなくなったことです。以前は、朝5時40分過ぎに自宅を出て、会社到着が7時30分。夕方16時には退社して、帰宅するのが18時前という生活を送っていました。労働時間は7時30分でした。

往復の通勤時間がなくなったおかげで、時間にかなりゆとりを持てるようになり、電車に乗らなくてもよいし、天候を気にする必要もなくなりました。

開発環境

在宅でソフトウェア開発を毎日行う上でおそらく最も重要なのは、無理のない姿勢で開発を続けられるかだと思います。オフィスでは、椅子、机、ディスプレイが用意されていて、無理のない姿勢で開発ができます。しかし、自宅というのは、一日開発を行う場所ではもともとないので、何も揃っていなかったりします。そのため、コロナ禍で在宅で仕事をするために机、椅子、ディスプレイを揃えた人も多いのではないかと思います。

私の場合は、自宅には書斎があって、机、椅子、ディスプレイも揃っていたので、特に何かを準備することなく作業できる環境でした。椅子はかなり昔に購入したアーロンチェアですし、ディスプレイも27インチと21インチの2つがあるため、自宅の方がオフィスよりも快適です。出社していた頃は、平日は書斎をほとんど使っていませんでした。

オンラインのミーティングは、当初は27インチのディスプレイ(古いApple Thunderboltディスプレイ)のカメラとマイクを使っていたのですが、今はマイクだけは別途購入したものを使っています。


技術教育

以前は対面で行っていた金曜日の技術教育は、今ではすべてオンラインで行っています。オンラインで行う上での最大の問題点は、受講生の表情が分からないことです。

対面ので教育であれば、説明を行いながら表情を見ることで、理解しているのか、理解していいないのかが分かるので、理解していないと思えたら説明を変えることができたのですが、オンラインでは難しいです。

オンラインでの読書会

以前は、会社で月曜日の朝8時から技術書の読書会を行っていましたが、在宅勤務になってからは行っていません。ただ、外出こともほとんどなくなったので、土曜日にオンラインでの読書会を開催しています。土曜日のオンラインでの読書会は、いつまで続けられるか分かりませんが、コロナが収束しても続けていきたいと思っています。

今後

いつまで在宅勤務が続くかは不明ですが、基礎疾患もあり、続けられれば続けていきたいと思っています。
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