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Kindle版:Introduction to Computing Systems: From Bits & Gates to C & Beyond 3rd Edition [読書会]

Introduction to Computing Systems: From Bits & Gates to C & Beyond (English Edition)

Introduction to Computing Systems: From Bits & Gates to C & Beyond (English Edition)

  • 出版社/メーカー: McGraw-Hill Higher Education
  • 発売日: 2019/09/03
  • メディア: Kindle版

紙の本はかなり高額ですが、Kindle版も発売になっており、5000円弱となっています。第2版が2003年ですから、16年振りの改訂となります。

この本の第2版に関しては、何度かブログで紹介していますが、その一つを再度引用しておきます。
この書籍は、前半は、コンピュータの仕組みを学ぶ内容となっています。それも、トランジスタから始まって、基本的なANDやOR回路、フリップフロップ、メモリ回路、ALUなどを順次説明していき、最後は、16ビットのコンピュータの回路まで説明していくというものです。練習問題も多く、勉強会では、基本的にすべての練習問題に取り組んでもらいました。

この勉強会は、私が属する事業部に配属されたその年の新卒新人は全員必須でした。さらに、週に3回も開催していたので、予習が追いつかないという状況だったようです。それで、途中から、週1回に変更しました。

書籍の前半が終わった時点で、後半への参加は、必須ではなくしました。後半は、C言語が解説してあります。しかし、C言語の単なる説明ではなく、コンパイルするとどのような命令が生成されるかや、関数呼び出しでスタックはどのように使用されるのかとかが解説されています。後半も、練習問題をすべて行いながら勉強会を続けました。

結局、この書籍の勉強会は、約3年を要しました。しかし、参加者は、コンピュータの基礎を学んだだけでなく、英語の専門書を一冊読むことを経験してもらったことになります。この本の改訂版が出版されたら、もう一度勉強会をやってもよいかなとは思っています。
ここで述べている勉強会の対象者は2005年度の新卒新人でしたので、読み終えたのが2008年となります。

この本は、米国の大学のComputer Scienceの一年生用に書かれており、実際に教えられています。日本の大学ではここまできちんと教えている大学はとても少ないのではと思います。

上記の引用している記事の最後に書いているように、第3版が出たので社内で勉強会を開催したいと思います。いつから始めるかは未定ですが、以下のスケジュールを考えています。

【開催日時】毎週木曜日 午前8時〜9時30分(90分)

基本的には事前割り当てなどせずに、勉強会の中で英語を日本語に訳しながら読んでいき、練習問題もその場で問いていきたいと思います。おそらく3年は要するとは思いますが、私が定年退職する前には終わると思います。希望者は社内のSlack(@yoshiki.shibata)で私まで直接知らせてください。

追記(2019年10月15日)
  • 申込みはないので、一人で読んでいます。
  • この本のサポートページは、Appendix Fに書いてあるURLではなく、こちらです。

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