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悪い癖、間違った思考・行動パターン [プログラマー現役続行]

私自身は、メンバーの業績評価を伴わないリーダーとしての立場から、メンバーの業績評価を伴うマネージャとしての立場、さらに開発部の部長という立場までさまざまな経験をしながら、ソフトウェア開発組織を作り上げることをどこかで意識してきました。働いてきたソフトウェア開発組織のほとんどは、毎年、新卒新人が入社して、彼ら彼女らを育成していくことが必要な組織でした。そのような経験をまとめたのが「ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャー」です。そうは言っても、意識していたのは30代後半以降です。20代と30代前半は、そのような意識もなくソフトウェアを開発していました。

そして、私自身、ソフトウェアエンジニアとしてのさまざまな悪い癖は、自分自身で気付いて直してきました。当たり前だと思ってやっていたことが、後に、bad practiceと分かることがありますが、その場合には意識して直してきました。

しかし、私自身が長い年月を経て習得してきたことを、新卒新人に同じ年月をかけて習得させるのは非効率ですし、ひょっとしたら全く習得しないかもしれません。そのために、新卒新人の頃から変な癖や間違った思考・行動パターンにならないように指導してきました。

ソフトウェアエンジニアの変な癖やまた違った思考・行動パターンは、いつ身に付くかというと、新卒新人で入社した最初の会社です。それと同時によい習慣や正しい思考・行動パターンが身に付くもの最初の会社です。とくに前者の場合、一度身に付いてしまうと、組織を変わってもなかなか変えることが難しくなるのではないかと思います。

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