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5年間の活動(2010年〜2014年)(書籍)(3) [プログラマー現役続行]

Objective‐C明解プログラミング―基礎から応用までステップ・バイ・ステップ方式でわかりやすく解説 (Developer’s Library)

Objective‐C明解プログラミング―基礎から応用までステップ・バイ・ステップ方式でわかりやすく解説 (Developer’s Library)

  • 作者: スティーブン・G. コーチャン
  • 出版社/メーカー: ピアソン桐原
  • 発売日: 2013/05
  • メディア: 単行本

2012年3月14日に、次にどの書籍を翻訳するかを打ち合わせをして決めたのがこの書籍です。3月末から翻訳作業を始めています。途中、『プログラミング言語Goフレーズブック』の仕上げ作業のために中断しましたが、当初は原著の第4版をベースに翻訳していました。

しかし、翻訳中に原著の第5版が出版されたので、再度、翻訳を見直して、第5版の修正を反映させる作業を行っています。2013年1月末にLaTeXファイルを納品したのですが、この本は、日本ではなく、中国で印刷されたため、実際の出版は5月になっています。

私自身は、この本を通して、初めてObjective-Cを学びました。2013年は、この1冊だけを出版しました。


APIデザインの極意 Java/NetBeansアーキテクト探究ノート

APIデザインの極意 Java/NetBeansアーキテクト探究ノート

  • 出版社/メーカー: インプレス
  • 発売日: 2014/05/23
  • メディア: Kindle版

2013年1月末に『Objective‐C明解プログラミング』の翻訳作業が一段落し、特に次の本の予定もないので、何か依頼がくるまではのんびりとしていようと思っていました。しかし、2013年3月13日に、今まで取引がなかったインプレス・ジャパン社(現在は、インプレス)から翻訳の依頼があったのがこの本です。

単純にページ数から、翻訳作業は半年程度と見積もったのですが、これが大きな誤りでした。実際に、翻訳作業を始めてみると、技術書とは言っても、文章ばかりでなかなか作業が進まないという状態でした。また、組み版に関しても、出版社からのいくつかの要求に対応する必要があり、それまでのピアソン桐原から出版した本とは異なる組み版となっています。今までLaTeXで組み版してきたといっても、私自身はLaTeXの専門家ではないため、色々と苦労しました。

結局、翻訳の最終版の納品が終わったが2014年5月となってしまいました。1年1か月を、この本の翻訳に費やしたことになります。当初、Kindle版を出版するとは聞いていなかったのですが、気付いたらKindle版も出版社で準備して発売されていました。


Javaプログラマーなら習得しておきたい Java SE 8 実践プログラミング

Javaプログラマーなら習得しておきたい Java SE 8 実践プログラミング

  • 作者: Cay S. Horstmann
  • 出版社/メーカー: インプレス
  • 発売日: 2014/09/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

2014年になってJava 8も正式にリリースされそうだということで、そろそろJava 8をきちんと学習する必要があると思っていました。それで、色々と書籍を調べて、2014年3月22日に、私の方から出版社に、この本の翻訳を打診しています。

幸い、4月に、この本の翻訳の企画が出版社内で承認されたので、翻訳作業を始めました。どのような本でも翻訳を始める場合には、著者の連絡先を探して、翻訳していることを伝えて、問い合わせ先を確認します。この本でも同じです。

最初、原著の正誤表が見当たらなかったので、気付いた点を都度問い合わせていたのですが、そうこうしているうちに原著の正誤表が掲載されるようになりました。今回の翻訳では、細かい点のチェックが不十分だったのと、さすがに練習問題を全部解きながら翻訳作業をするわけにもいかないので、残念ながらさまざまな見落としがあり、日本語版の正誤表に反映しています。

2014年8月下旬にLaTeXファイルを納品して、翻訳作業は終わっています。こちらは、まだKindle版は出ていませんが、今までの正誤表の内容を反映したKindle版も発売される予定です。

この本をテキストとして、『Java 8基本技術習得』コースとして2014年10月から教育も行っています。受講生は、すべての練習問題を解くことが求められています。

この本は、Java 8で新たに導入された部分(言語仕様、ライブラリー)に注力していますが、同じような形式で書かれたJava全般の書籍としては、同じ著者が『Core Java for the Impatient』を執筆しており、2月に発売予定です。原著は、私もレビューしています

結果として、2014年は2冊を出版したことになります。

2014年9月からは、特に次の本も予定がなく、今日まで何も行っていません。2000年から毎年最低1冊は、自著もしくは翻訳本を出しているので、今年も1冊は出したいと考えています。

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