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5年間の活動(2010年〜2014年)(書籍)(2) [プログラマー現役続行]

Android SDK 開発クックブック

Android SDK 開発クックブック

  • 作者: ジェームズ・スティール
  • 出版社/メーカー: ピアソン桐原
  • 発売日: 2011/07/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

2010年12月21日に出版社と打ち合わせをして、翻訳することにしたのがこの本です。もう一つの候補は、『iPhone Programming: The Big Nerd Ranch Guide』でしたが、こちらは、『iOSプログラミング 第2版』として私の知り合いの木南さん(他2名)が翻訳しています。

翻訳作業は、年末から始めたのだと思いますが、最終原稿(LaTeXファイル)を出版社へ送付したのが2011年5月30日です。Androidについては、以前、木南さんが『Google Androidアプリケーション開発入門』を執筆されて出版された時に、1冊頂いたのですが、特に勉強したわけでもなかったので、この本の翻訳を通して学んだことになります。

著者のジェームズ・スティールが2012年3月5日に来日した時に、彼からの要望で3冊欲しいということで、彼が当日宿泊予定であったホテルへ3冊を持って行ってホテルへ預けました。残念ながら時間が合わなくで、彼とは直接会うことはできていません。

2011年は、この1冊だけでした。


プログラミング言語Goフレーズブック

プログラミング言語Goフレーズブック

  • 作者: David Chisnall
  • 出版社/メーカー: ピアソン桐原
  • 発売日: 2012/10/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

Go言語は、今日では広く使用され始めており、使用している人も増えてきていると思います。昨年のGo Conference 2014 autumnで、Go言語の生みの親の一人であるRob Pike氏も来日しましたし、多くのエンジニアが参加していました。

私自身は、2010年の夏から社内の若手エンジニアと一緒にGo勉強会を行っていました。Go言語が正式にリリースされる2年弱前からです。月に1回の勉強会でしたが、最初の頃は、分からないことが多く、参加者で試行錯誤しながGo言語を学んでいました。

そうした中で、この本の原著が執筆されていることを(Amazon.comで)知って、出版社に翻訳権を取ってもらったのが、2011年10月です。それから、著者と直接やり取りをしながら、執筆段階の原稿を用いて翻訳を始めました。そして、Go言語の最初の正式リリース版である1.0が出た2012年3月には、翻訳作業の9割は終わっていました。しかし、その時点で、出版しないということになり、ほとんどお蔵入りになりました。

2012年6月18日に、やはり出版するという連絡を出版社から突然受けました。それで、最後の仕上げを行い、最終原稿(LaTeXファイル)を出版社へ送付したのが、2012年8月10日です。この年の夏休みは、8月初めでしたので、函館で過ごしながら、最終作業を金森倉庫の前のスターバックスで行っていました。

2010年のGo勉強会参加全員が、翻訳のレビューを行ってくれて、私の「訳者まえがき」の謝辞に名前が掲載されています。その中の一人が、Go言語の学習サイトである「Tour of Go」(https://tour.golang.org/)の日本語サイト(http://go-tour-jp.appspot.com/)を運営している荒木さんです。荒木さんも含めて、現在は、Go言語を使用して開発するプロジェクトを行っているため、勉強会は休会中です。

2012年に出版したのは、この1冊だけです。でも、実際には、2012年4月から次の翻訳作業を行っており、それについては、次回説明します。

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