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5年間の活動(2010年〜2014年)(書籍)(1) [プログラマー現役続行]

2010年から2014年末までに執筆および翻訳した書籍の振り返りを、数回に分けて書きます。

アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得 (THEORY/IN/PRACTICE)

アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得 (THEORY/IN/PRACTICE)

  • 作者: Dave H. Hoover
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2010/07/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

2009年10月2日にオライリー・ジャパンの担当者から原著『Apprenticeship Patterns: Guidance for the Aspiring Software Craftsman』の感想を知らせてもらえないかと依頼されて、原著を読んで、感想を送ったのが10月15日でした。10月31日には、Amazon.comに、原著のレビューも投稿しています。

内容の感想を依頼されただけだったので、その後に翻訳の依頼が来るとは思っていなかったのですが、(社内での翻訳の企画が通って)翻訳の依頼を正式に来たのが11月4日です。それから翻訳に着手しました。最終的に私の作業が全部終了したのは、2010年5月末でした。この本の組み版は、出版社で行っています。

プログラマー”まだまだ”現役続行 (技評SE選書)

プログラマー”まだまだ”現役続行 (技評SE選書)

  • 作者: 柴田 芳樹
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2010/09/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

初版『プログラマー現役続行』の改訂版の企画の連絡を出版社から受けたのが、2010年3月2日でしたが、『アプレンティスシップ・パターン』の翻訳作業のため、改訂作業に着手するのが遅くなり、改訂版原稿を送ったのが6月末でした。

改訂版では、初版の内容の見直しと、第11章「若い人たちへ」と第12章「30代、40代の人たちへ」を新たに書き下ろして追加しています。この本の組み版は、出版社で行っています。

プログラミング原論

プログラミング原論

  • 作者: アレクサンダー ステパノフ
  • 出版社/メーカー: ピアソン桐原
  • 発売日: 2010/12/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

原著の『Elements of Programming』の翻訳企画は、2009年には出版社内で通っていたようなのですが、なかなか翻訳者がみつからず、私へ打診が来たのが、2010年4月14日でした。実際に翻訳に着手したのがいつなのかは、不明なのですが、9月中旬には第1章まで訳し終えていたようです。結局、翻訳を終えて出版されたのは、12月となっています。

この本は、もともとLaTeXで書かれていましたので、組み版も私が行いました。残念ながら、今は絶版となっています。この本の前編となるような内容の本が、『From Mathematics to Generic Programming』です。

2010年は、結果的に3冊の本を出版したことになります。

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