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Google Web Toolkitについて [Google Web Toolkit]

Java研修の後の懇親会で、私のホームページには時計が右上隅に表示されているという話になったので、Google Web Toolについて。

ウィキペディアによれば、GWT(Google Web Toolkit)は、2006年5月にバージョン1.0がリリースされています。私が初めてGWTを知ったのは、2007年5月にサンフランシスコで開催されたJavaOneへ参加した時です。

JavaOneのセッションで知ったのではなく、GWTの開発チームが、JavaOneの会場ではなく、あるホテルで開いていたテクニカルセッションへ出席して知りました。レセプションパーティ付きに招待制のセッションでした。JavaOneの会場でJoshua Bloch氏から「はい、これ」という感じで招待状を渡されて行ったのが、そのGWTのテクニカルセッションでした。

そのテクニカルセッションでは、GWTの開発者達が技術的説明やQ&Aを行うものでした。でも、そこで初めて知る技術だったので、どこまで詳細を理解したかは、記憶にありません。そこには、『Graphic Java』の著者であるDavid Geary氏もいました。その時ではないですが、(たぶん翌日)David Geary氏にGWTについての本は書かないのかと聞いたら、執筆中という返事でした。

その執筆中の本の日本語版が、翌年に出版した次の書籍です。

Google Web Toolkit ソリューション

Google Web Toolkit ソリューション

  • 作者: デビッド・ギアリー
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2008/08/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

それから一年後に、自分の「ホームページの再構築」を始めました。

GWT関連の書籍のブームは、2008年から数年だけでした。それ以降は、新たな本が執筆されることもほとんどなくなったようです。しかし、開発はオープンソース・プロジェクトとして今でも続いています。結果として、最新の情報は、英語でしか入手できない状況になっています。

JavaでのGUIプログラミング(AWT、Swing、JavaFX)とJavaに慣れている人にとって、ブラウザー上で動作するリッチなUIを作成するには、GWTは面白いと思います。ほとんど、すべてのコードをJavaで書いて、Javaでデバッグして、そして、結果が、JavaScriptへコンパイルされてブラウザー上で動作するからです。さすがにJava 8の仕様はサポートしていませんが、普通にJavaの機能(パッケージ、クラス、インタフェース、enum、ジェネリックスなど)が使用できます。

私のホームページには、Java研修の課題である「デジタル時計」をGWTで書いたウィジットを表示しています。そのソースコードについては、こちらを参照してください。

ところで、2007年のGWTのテクニカルセッションの後には、レセプションがありました。

P1000239.JPG

このレセプションには、GWTの開発チームだけでなく、JavaOne会場で昼間に会った有名な人達が多数参加していました。
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