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継続した学習(3) [プログラマー現役続行]

ソフトウェア開発は物づくりです。その物づくりをうまくなるためには、様々な知識を吸収して、それを日々実践して習得する必要があります。本を読んだだけでは、プログラミングできるようにはなりません。ましてや、読みやすく理解しやすいプログラムを作成するというのは、単に動作するだけのプログラムを作成するよりは、高いスキルレベルが要求されます。

たとえば、読みやすいコードを書くために、推奨される書籍としては、以下のような本があります。
当然のことながら、これらの本を読んだだけでは、読みやすく理解できるようなコードが書けるわけではありません。単に知識を詰め込んだだけです。それを実際の日々のプログラミングで試してみて、自分のコードが読みやすくなったかと判断しながら実践していく必要があります。そして、自分視点ではなく、他人視点(つまり、他の人が読んで理解しやすいか)と自分で判断できるようになるまで実践していく必要があるのです。

つまり、「継続した学習」に加えて「日々の実践」による自分自身のスキルアップを行いながら修得していく必要があります。しかし、そもそも書籍を読まない、読んでもきちんとした実践を行う努力をしていない人のレベルは、その設計やソースコードに現れてしまいます。あるいは、色々指摘しても、「自分にとっては分かりにくくない」という言い訳をすることになります。

場合によっては、普段の開発業務でまったく実践できていないのに、本を読んでいるのだから評価されるべきだと、業務の目標設定に書いてくる人もいます。目標とする達成レベルは本を読むことではありません。学習を通して学んだことを実践して修得して、自分自身のスキルが向上して、それが日々の成果に現れていることに、達成レベルを置くべきです。そのための継続した学習なのです。
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