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会社での教育は、大学での授業ではない [プログラミング言語Java教育]

Java研修を2000年から始めた頃は、PC実習室で行っていました。ネットで何か調べものをした方が良い場合もありましたがが、その頻度は低かったのです。しかし、講義の内容を聞くことなく、キーボードを操作している人がいたりしました。

最近は、新人でもデスクトップではなく、ノートPCを業務用に配布されて、それを持ち出し可能になるように手続きしていたりします。そのようなノートPCの配布がなかった頃は、Java研修にノートPCを持ってくる人は非常に少なかったし、誰も持ってこないのが普通でした。しかし、やはり、持ってきたいという要望が強くなってきたので、持ってくることをOKにしていました。その結果、Java研修でも普段使用しているノートPCをほとんどの受講生が持ってくるようになっています。

しかし、自分が当てられないような状況だと、講義内容を聞くことなく、ノートPCを覗いていたり操作していたりする受講生が増えてきました。そして、質問すれば、ネットで検索して答えを探そうとしたりします。そういう受講生に限って、テキストの読み込みは浅く、理解していなかったり、テキストの内容を覚えていなかったりします。さらに、過去の講義中に説明したことも真剣に聞いていないから、「教えたでしょう」と聞いても、教えられたことさえ忘れているという始末です。

受講態度が悪いのは一部の受講生ですが、さすがに、この受講態度の悪さは目に余るので、第20期および第21期は、次回の講義から、全員が講義中にノートPC/タブレットの使用を禁止することにしました。

会社で行っている教育は、大学の講義のように授業料を払ってもらっているのではありません。したがって、受講態度が悪い人を、無理して受講させる必要はないと思っています。たとえ、それが、自分の部下であってもです。実際、過去には自分の部下であっても、受講継続資格なしと判断した人も何人かいます。
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