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社会人30年(2) [キャリア]

1984年4月に就職し、それから7月中旬ぐらいまでは、塚原研修所で泊まり込みで研修でした。当時の研修は、ソフトウェア開発というよりは、ほとんどが複写機関連の研修でした。SEコースだった人達は、遅くまでソフトウェア関連の研修を受けていたと記憶しています。

研修を終えて配属した部署は、ワークステーションを開発している部署でした。その中でも、一からワークステーションの開発を始めたばかりのグループのソフトウェアチームへ配属されました。私の担当は、通信系のソフトウェアの開発でした。でも開発が始まったばかりだったので、最初は、Ethernetコントローラチップ用のドライバーの設計を行いました。その後、その上のプロトコルスタックの設計・実装などを行っていきました。

当時は、初めてUnixに触れて、C言語の学習をしながらの開発でした。今のようにインターネットが普及していた時代ではなかったので、少ない書籍で学習したり、英語のmanページでシステムコールを学ぶというのが普通でした。

インターネットが普及していないだけでなく、当時と今日で大きく異なるのは、プログラミングは会社に行かないとできなかったことです。家には、PC88はありましたが、C言語でプログラミングするにしても、有料のコンパイラを買わないといけない状況でした。ましてや、会社ではUnixを使用していましたので、PC88はもっぱらゲーム機でした。

今日では、言語処理系を購入しなくても、プログラミングを行うことができます。その結果、昔よりも今日の方が、社会人となる前から(たとえば、高校生の頃から)プログラミングを行っていると人と社会人となってからプログラミングを学ぶ人では大きな差がついてしまっているのが現状だと思います。そうでなくても、大学で情報工学を専攻した人とそうでない人では差がついています。しかし、残念ながら、全く専攻していない人達を大量に採用して、ソフトウェアを開発させようとしているのが、今日の日本の現状ではないでしょうか。

ちなみに、私が最初に配属された部署には、新卒新人が20名配属されましたが、そのほとんどが情報工学を専攻していました。1984年頃は情報工学科を持つ大学は増えてはきていましたがまだ少なかったので、会社はかなり意図的に採用活動を行ったのではないかと思います。
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