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リーダはコードに関心を持つ(2) [プログラマー現役続行]

実際に書かれているコードの品質を確認できない、しないリーダであれば、単にスケジュール管理だけになりがちです。そのため、品質優先ではなく納期優先の管理となったりします。遅れが発生した場合に、何が原因かということに対して現状把握を行い対策を打つことをせずに、担当者に「納期に間に合うように対策を考えて再スケジュールしなさい」という指示だけだったりします。

しかし、遅れの原因は、仕事の難易度が高かったり、あるいは、担当者のスキルレベルが低かったりすることがあります。その場合、コードを書いている担当者は、遅れを挽回する対策を考えることは無理かもしれません。しかし、リーダは、コードを見ることもないので、再スケジュールしなさいとか、早く不具合を修正しなさいとしか言えなかったりします。

リーダがコードを読んで品質を確認できることは、仕事の難易度と技術者のスキルレベルを把握して、適切な仕事の割り当てを行い、プロジェクトを健全に推進するために必要なことです(「技術者のレベルとソフトウェア開発の難易度(6)」)。

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