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書籍『The Pragmatic Programmer』 [プログラマー現役続行]

ふと思い立って、私がいつ読んだのかを確認してみました。

The Pragmatic Programmer: From Journeyman to Master

The Pragmatic Programmer: From Journeyman to Master

  • 作者: Andrew Hunt
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 1999/10/20
  • メディア: ペーパーバック

この英語版の原著を読み終えたのが出版直後の1999年12月28日です。翌年に日本語版が出版されています。

達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道

達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道

  • 作者: アンドリュー ハント
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 単行本


そして、この本の紹介記事を書いたのが、2005年3月に発売されている「Software People, Vol.6」です。その紹介を収録した『ソフトウェア開発の名著を読む』が出版されたのが、2006年7月です。第2版が2009年10月です。

ソフトウェア開発の名著を読む (技評SE新書 003)

ソフトウェア開発の名著を読む (技評SE新書 003)

  • 作者: 柴田 芳樹
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2006/07/26
  • メディア: 新書

ソフトウェア開発の名著を読む 【第二版】 (技評SE選書)

ソフトウェア開発の名著を読む 【第二版】 (技評SE選書)

  • 作者: 柴田 芳樹
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2009/10/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

日本語版の『達人プログラマー』は、10年前に出版されて、絶版になることなく販売が続いています。したがって、大規模なソフトウェア開発組織の中では、多くの人が読んでいてもおかしくはないと思います。この本には、ソフトウェア開発に関する「常識」が多く述べられています。

本に書かれている内容が何を意味しているのかが分からないということであれば、自分の経験に照らし合わせて説明することができます。しかし、本を読まない人に、説明して納得させるということを行うのはかなり根気を必要とします。あるいは、説明して納得させるのが馬鹿らしくなってきます。

もう、10年以上前のことですが、ある若手に『Graphic Java』の英語版(日本語版はまだ出版されていませんでした)を渡して、「この本に書いてあることは聞かないように。ただし、読んで分からないことは聞いても良い。」と指導したことがあります。つまり、技術的な問題に関してその本に書かれていることを、書かれている部分を読むことなく、私に質問しないようにということです。でも、そのためには、実際には全部読まないといけないことになります。そうでなければ、書かれていたかどうかさえ分かりませので、安易に質問できないことになります。

【追記(2018年12月9日)】書籍『達人プログラマー』は、再出版されています。

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道

  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2016/11/30
  • メディア: Kindle版


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コメント 1

Suzuki

茹で蛙で話が通じない人が多い気がします。茹で蛙だと認識できていないか、達人プログラマーを読んでいないかのどちらかだと思います
by Suzuki (2010-07-28 06:50) 

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