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技術者のレベルとソフトウェア開発の難易度 [プログラマー現役続行]

以前、ある改善活動で次のような簡単な表を作成しました。縦軸が、ソフトウェアエンジニアの技術レベル、横軸が開発するソフトウェアの難易度です。

開発ソフトウェアの難易度









色の説明
余裕割り当て
最適割り当て
成長期待割り当て
無理な割り当て

水色は最適な仕事の割り当てを示し、ピンクは、本人の成長を期待しての仕事の割り当てを示しています。

この表は、当たり前と言えば当たり前なのです。問題は、技術者のスキルレベルと開発するソフトウェアの難易度を第三者が測る方法がないことです。赤色に相当する部分の仕事をさせるには、少なくともピンク状態の技術レベルになるまで、エンジニアを教育するとか経験を積ませる必要があります。表から分かるように、仕事の難易度が5以上のソフトウェア開発に対して、技術レベルが3以下の開発者を投入すると、プロジェクトは失敗する可能性が高くなります。

問題は、どちらの軸も測る方法がなく、感覚的な言い方しかできないことが多いことです。
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コメント 1

fc

>問題は、どちらの軸も測る方法がなく、感覚的な言い方しかできないことが多いことです。

逆に難易度とスキルレベルを適切に測る方法があれば不幸な技術者は減るということですね。


by fc (2010-07-18 02:08) 

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