書籍『レガシーコード改善ガイド』 [プログラマー現役続行]
レガシーコード改善ガイド (Object Oriented SELECTION)
- 作者: マイケル・C・フェザーズ
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2009/07/14
- メディア: 大型本
今週からは、こちらの書籍を通勤時に読む予定です。原著は2004年に出ているのですが、読んでいませんでした。最近読んだ何冊かの書籍でも言及されており、仕事でもレガシーコードにテストコードを用意して修正したりしているので、読んでみることにしました。
本書では、「レガシーコードとは、単にテストのないコード」と述べられており、次のように述べられています。
テストのないコードは悪いコードである。どれだけうまく書かれているかは関係ない。どのだけ美しいか、オブジェクト指向か、きちんとカブセル化されているかは関係ない。テストがあれば、検証しながらコードの動きを素早く変更することができる。テストがなければ、コードが良くなっているのか悪くなっているのかが本当にはわからない。私自身は、今回仕事で直面した問題として、Singleton呼び出しの回避、モックのマルチスレッド化、および、テストコードとは別のスレッドにおける例外発生の補足、があります。
昔、自分で色々と工夫して設計を行ってから数年後に『デザインパターン』を読んだら、自分で工夫したことが全部書いてあったということを経験したことがあります。レガシーコードの書き換えに関しては、遠回りしないようにしたいと思っています。
(「Writing code without tests ...」)
2009-10-19 04:46
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