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ブラインドタッチ力 [プログラマー現役続行]

拙著『プログラマー現役続行』には、現役続行に必要な七つの力を紹介しているが、「ブラインドタッチ力」を0番目として追加したい。

普段、プログラミングをしていて一番もどかしいと感じるのは、頭の中で考えたコードを自分の手で打たなければならないということである。頭の中で考えるだけでコードが入力されれば、プログラミングも楽になるだろうなと思ったりすることもある。

実際は、スクリーン上のコードを見ながら色々と考えながら、ブラインドタッチでプログラムを書くことになる。ブラインドタッチすることは、基本中の基本だと思っていたので、今までコラムに書いたことはなかった。

コンピュータのキーボードに初めて触れたのは、1978年に九州工業大学に入学して、教育用コンピュータセンターのIBMシステム370のTSS ターミナルに触れた時であった。大学入学と同時に、英文タイプライターを購入して、自宅でひたすらブランドタッチを練習した。そのおかげで、今でも苦労することなく、アルファベットであれば、打つことができる。(最上段の数字キーは、残念ながらブラインドタッチできない)

ブラインドタッチは、プログラミングをする上で、自分の思考を中断させないためにも、非常に重要である。しかし、ブラインドタッチを覚えることなく、年齢を重ねたプログラマーがいることも確かである。そして、ブラインドタッチをしないでプログラマーを続けている人で、優秀な人に会ったことが私はない。

プログラマーとして現役を続行するには、ブラインドタッチは必須である。


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